トリガーポイント・絞扼

硬結とトリガーポイントの正体について

腰痛について

「こる」とどうなる?

筋肉というのはゴムと同じで、縮む方向のみに力を発揮します。

これは、筋肉の付着部分同士の距離を近づけようとするのが主な働きです。

しかし片方の付着部が別の筋肉に一方的に引っ張られると、筋肉は「これ以上いかれたら困るんだけど!」といってブレーキをかけ固くなる性質を持っています。

筋肉内にはいろいろなセンサーがあってこの「これ以上のびたらヤバい」というのは、常にどこかのセンサーで感知しているんです。

すなわち筋肉が硬くなる「こり」というのは、実はその「こっている」部分ではなく周りの筋肉との関連性も深いのです。

これはこった場所をいろいろと指圧したり揉んだりする事も確かに大事なんですがそれだけでは根本的な解決にはならない事を意味します。

筋肉が伸ばされて固くなるセンサーは筋肉の端にある「ゴルジ腱器官」というところにあります。

筋肉が急に引き延ばされるとここが感知して筋肉を収縮させるのですが、これは「伸張反射」と呼ばれる反射です。

こりというのはこの反射からは起きません。

というのもこの反射は急に伸ばされた場合にのみ起こるものです。

こりはこのようなわかりやすい反射ではなく、じわじわと筋肉が固くなって行く状態が「こり」につながります

そう「急」ではなく「慢性的」に引っ張られることが原因なんです。

そして慢性的に引っ張られ続け、結果的にじわじわと筋肉が固くなって行きます!

筋肉が固くなると筋肉内の血管が潰れされて血液循環が滞ってその結果いろいろな障害がお、「こり」の症状が出るのです。

なんで他の部分に筋肉が引っ張られると「こり」が出るか?

ではなんで他の部分に筋肉が引っ張られると「こり」が出るか?です。

他の部分に筋肉が引っ張られると筋肉内の血管が潰されて血液循環が悪くなるんです。

そうなると血液に乗って運ばれる酸素の量も減ります。

筋肉内にキープされている糖質は酸素を介してエネルギーに変換されます。

しかし酸素不足になると糖質のエネルギー産生プロセスで発生する乳酸などの物質がそのまま筋肉内に取り残されてしまうんです。

そうすると筋肉が硬く、重く、そしてだるいといった違和感、不快感などの「こり」の症状があらわれることになるんです。

「こり」は全身の疲れから発生し、それがどこかの場所に集約されておこる現象です。

対処法

先程述べたように「こり」は筋肉内の血流の悪化が原因です。

なので対処法としてはまずストレッチなどで筋肉をほぐし、さらに運動入浴などで血行を促せば「こり」自体は良くなる傾向にあります。

ただしそれば対象療法で、根本的な解決にはなりません。

「こり」の周辺の筋肉バランス、もしくは疲労の具合も視野にいれながら全体的にケアをして行く事が大事です。

実際に腰にこりがある場合、腰以外の何処の筋肉が関係しているのか?

これは実際色々なケースが考えられます。

腰の筋肉が引っ張られている状態で一番ポピュラーなのはいわゆる「猫背」の状態が最も分かりやすいと思います。

では猫背は何処から起きているのかというと・・・骨盤からです。

あれ?背中の話しなんじゃないの?と思われる方も多いと思いますが、実は骨盤の「後傾」から猫背は起こっているケースが多いんです。

骨盤が後傾していると当然腰が伸ばされます。

そして重心が踵に寄ります。

踵に重心が乗っている身体のバランスを調整する為に上体は前傾させていくようになります。

つまり腰から見れば、腰の下からと上からと両方から引っ張られているといえます。

もうこれでは「こらない」訳がありません(^^;

骨盤後傾はハムストリングスのストレッチと、大腿四頭筋、体幹部の筋トレが対処の基本になります。

次のページへ >

オススメ

YouTube Fitnetssfield
チャンネル登録者数1万人突破!

インストラクター&パーソナルトレーナー歴30年の野上が、ブログでは書ききれなかった情報をYouTubeの動画で分かりやすく解説しています。

\ チャンネル登録お願いします /

YouTubeチャンネルはこちら

-トリガーポイント・絞扼
-, , ,

© 2026 Fitnessfield(フィットネスフィールド)