筋力トレーニング

僕がスミスマシンでのベンチブレスをお勧めしない理由

2018年12月1日

スミスマシン(Smith Machine)

みなさんこんばんは!

今日は「僕がスミスマシンでのベンチブレスをお勧めしない理由」というテーマでお届けしたいと思います。

スミスマシン・・・・過去に何度か書いたことがあると思うのですが、僕はあまりこのマシンに関してはお勧めをしていません。

確かに、このマシンでしかできないトレーニングはあります。

しかし、それ以外のトレーニングにおいて、僕はこのマシンの使用をお客様にお勧めいしたことは、僕の長い指導経験の中でもほとんどありません。

特にベンチプレスに関しては「スミスマシンではベンチプレス はしないでください」とすら言うこともあります。

それはなぜか?

最大の理由は「危ない」からです。

そして次の理由は「同じ時間を費やすのなら、他のトレーニングをした方が良い」からです。

もう、理由としては散々ですし、普段スミスマシンでトレーニングをしている方から見たら怒り心頭かもしれませんが、本当なのですからしょうがありません。

まず、なぜ危ないのか?

普通のベンチブレスは、軌道が自由ですし、初心者の方がやると、当然ベンチブレスはフラフラすることがほとんどです。

それに対して、スミスマシンは軌道が決まっています。

フラフラすることもないのでこちらの方が安全と思われる方もいらっしゃるでしょう。

ではベンチプレス で最も危ないシーンてどんなシーンだと思われますか?

僕はベンチブレスの指導も何十年もしていますが、いまだにベンチブレスでバーがフラフラして、そのままベンチ台から横にひっくり返った人を見たことがありません。

軌道が自由であっても、大抵の場合フラフラするだけで、ベンチプレス の動作自体は何とかなってしまう方がほとんどです。

ベンチブレスにおいて最も危ないのは、「潰れた時」です。

もう上がらないとなった時に補助者がいればいいのですが、最近24時間フィットネスの台頭で、指導員がいないトレーニング環境でトレーニングをしている方も多くなってきています。

正直そういうジムで、フリーウェィトでのベンチは危ないからスミスマシンを置いてある・・・

なんてジムもあるかもしれませんが、本当によく置いているなと、僕としては怖くなる思いです。

フリーのベンチプレスで潰れた時の対処はどうするべきか?

まず、両サイドにセーフティーバーがあれば、そのセーフティーバーの高さは通常

・胸の高さ以下

・首(のど)の高さ以上

に高さを合わせます。

胸の高さより低くしないとバーが胸に触れる前にセーフティーバーに当たってしまうので可動域が狭くなってしまいます。

そして首(のど)より高くすることによって、潰れて胸に落ちているバーを頭の方にくるくると転がしていき、首(のど)の所まで転がせばセーフティーバーに乗るので、そこから体を横からするっとずらして脱出することができます。

これですね・・・スミスマシンだとできないんですよ・・・

だってバーが転がらないんですから・・・

もちろんスミスマシンにはセーフティーラックが両サイドに備わっていて、高さはもちろん調整できます。

しかしスミスマシンでのベンチプレスを、普通のフリーウェィトでのベンチプレスと同様の可動域にしたいために、この高さを胸の高さ以下にする方がとても多いです。

そうすると、その瞬間セーフティーラックは何の意味もなさなくなります。

だってセーフティーラックは胸の高さ以下なので、潰れたら何の意味も成しません。

バーが動かず、補助者もいない・・・・考えるだけでもゾッとます

今から予言しておきますが、今後全国で24時間フィットネスで指導員がいないジムで、スミスマシンを置いているところがあったら、このマシンでの事故はいつか必ず起きると思います。

特に深夜、他の会員もいない、利用者が自分だけでやっているような時に高重量に挑戦して上がらなくなり、そのまま身動きできないで事故に陥るシーンが考えられます。

スミスマシンでベンチプレス をするくらいなら、セーフティーバーなしで普通のベンチプレス をしたいた方がまだましです。

(といっても本来お勧めではないです。この場合絶対補助者をつけましょう! )

ただしこの場合、潰れてしまったら、決してバーを首の方に転がしてはダメです。

(過去に首にバーが挟まってしまった事故が報告されています)

この場合は、お腹の方にバーを転がしていくと、下っ腹のあたりまでバーが来れば起き上がることができます。

(ただし身体の前面が真っ赤になりますが・・・)

また最悪、横にバーベルごと転がってしまうことも「あり」です。

確かに怪我をする確率は高いですが、命に別状はないでしょう。

(ただし、もちろんお勧めではありません。できるだけこの場合はバーを下の方に転がしましょう)

スミスマシンではこの両方とも行うことはできないのです。

もうひたすら「潰れ続ける」だけです。

仮に一人でスミスマシンを行う場合は、可動域は多少狭くなりますが、セーフティーバーは必ず胸より高くセッティングしてトレーニングするようにしてください。

次回もちょっと、このスミスマシンについて語りたいと思います。

よろしければおたのしみに(^^)

ではでは!

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