体幹トレーニング

シットアップは、どれくらい腰に負担がかかる?

初心者の腹筋

それでもやっぱり腰に悪いでしょ!という意見の方をご紹介

この意見の主な主張は「筋肉アンバランスの誘発」という点に尽きるかもしれません。

どういうことかというと、屈曲動作の反復を繰り返すと、体幹の屈曲に関わる筋肉群と伸展に関わる筋肉群とのバランスが悪化し、そのため腰痛を発生させやすくするというものです。

また、実際クランチの実施をためらわさせる症状というのは確実に存在します。

  • 圧迫骨折のリスクがある骨粗鬆症
  • 椎間板ヘルニア

の方にとっては、シットアップはもちろん、クランチでさえ実施をすることはあまり勧められません。

椎間板は、外からの負荷に対して柔軟に働きますが、腰椎を屈曲させる動作や姿勢は、椎間板の後方への移動を起こしやすくさせます。

そのため、椎間板ヘルニアの方には、このような屈曲を伴うエクササイズを勧めることはできません。

また、骨粗鬆症の人にも、クランチは2000ニュートンという負荷が脊椎にかかります。

それを繰り返し実施すると、ダメージが積み重なるため、骨に対してのリスクが高まることからも、屈曲動作を伴うエクササイズを推奨することはできません。

これらは、クランチにおける椎間板の内圧の上昇によってもよっても容易に想像ができます。

クランチを実施している際の椎間板の内圧は40%〜108%増加する可能性があります。

そのような高い内圧を発生させるエクササイズを、ヘルニアや骨粗鬆症を有している方に対しては勧めることはできません。

また、腰痛の原因は「筋肉のアンバランス」に起因することも多いです。

体幹部の屈曲筋と伸展筋群のバランスにおいて、腰痛の人はそうでない人に比べて筋肉のバランスの悪い人が圧倒的に多いのです。

また、このような疾患のある人だけでなく、アスリートや普段から筋トレをしている人の中にも屈曲筋と伸展筋のバランスが悪い人を見かけることがあります。

それは、普段からシックスバックに憧れて、屈曲方向へのトレーニングを過度に行い、伸展方向へのエクササイズの量とバランスの取れていない人達の事です。

そのような人は、たとえシットアップより可動域の狭いクランチをやり込んでいったとしても、腰痛を起こす可能性は高くなると言えます。

というのが、主に、反対意見の主張です。

個人的な所感を言わせてもらうと、前者の意見と比べると「ちょっと弱い」かなと思います。

疾患を抱えている方にエクササイズを処方するのは、気をつけることは当たり前です。

また健常な方に、その理屈をそのまま持ってくるのはちょっとどうかなと思います。

またアスリートや筋トレをしている方には、デッドリフトやバックエクステンションなどのような伸展筋群を鍛えるトレーニングをバランスよく行えばいいだけの話です。

そうすれば、クランチどころか、今は逆風を浴び続けているシットアップでさえもやりようによってはOKであると言えると感じるのは僕だけでしょうか?

ここで言いたいのは先ほどと同じで「やってはいけないエクササイズというのは存在しない」です。

ただ、そのやり方や進め方、運用に仕方が適切でないだけの話である」という意見には、激しく同意いたします。

ぜひ皆さんには、色々とご参考にしていただければと思います(^^)

ではでは!

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