「副交感神経」とは?
まず、ネーミングです!!
交感神経と「副」交換神経・・・・
「副」って何?
なんて思ったりしませんか?
これ実はですね・・・交換神経と副交感神経は「主従関係」にあるのです。
「副」という名前がついているところからわかるように、副交感神経の方が「従」の立場になっていて、交感神経の方がメインな関係性となっています。
これは「スイッチオン」の時間にも表れています。
どういうことかというと、交感神経のスイッチがパチン!!と入るのに必要な時間はわずか0.2秒です!!!
交感神経は基本的に身体を戦闘モードにするものです。
人間は本来自然の中に生息していて、周りは敵だらけ・・・いつ自分が獲物として食べられるかもわからない厳しい自然の中で生活をしていました。
そのため、交感神経のスイッチが入って身体を戦闘モードにするには、スピードが命なのです。
これがゆっくりと入っているようでは、あっという間に獲物に食べられてしまいます。
そして、交感神経がメインのため、交感神経は優位に働く時間が長いのです。
そうでなくては、生き残れないからでもあります。
そのため、主従の「従」の関係にある、副交感神経が優位になるには、かなり時間がかかります。
概ね5分くらいしないと、副交感神経が優位にはならず身体は休息モードにはなりません。
また、交感神経と副交感神経は、その「走行」が違います。
どういうことかといと、神経は「脳」から下に向かって走って行き、身体の各所に伸びて行きます。
こちらの図をご覧ください。

交感神経は、脳から脊髄を通して、身体の各所に向かって走っているのに、交感神経は脊髄をあまり通らずに身体の各所に向かって走って行きます。
ただし、一点例外があります。
図を見ていただければわかると思いますが、大腸・膀胱・生殖器・直腸といった機関は、脊髄から副交感神経が走行しています。
これはどういうことかというと、これらの機関は、交感神経が優位の時はその働きが抑制される場所です。
交感神経はあくまで身体を戦闘モードにするための神経なので、筋肉や発汗、心臓などは興奮状態になりますが、これら内臓系の機関はその働きを抑制させることによって、身体の他の場所によりパワーを振り分けるようになっているのです。
このため、これらの機関は直接脊髄を通してオンオフがコントロールされているとも言えます。
んー、人間の身体というのはよくできているものだなあと感心してしまいますね(^^)
