姿勢・身体の歪み

ランニングシューズの「正しい」選び方

2019年8月31日

ランニングシューズ

みなさんこんにちは

パーソナルトレーナーの野上です

今日はランニングシューズ全般の選び方の基本についてお話ししたいと思います。

自分の走りにあったシューズをいかに選べるか?は、正しい走りのフォームを考える上でもかなり大切です。

間違ったシューズを選ぶと「ゆがんだ走り」を誘発させやすくなってしまいます。

そんなことにならないためにも、正しいシューズの選び方を何回かに分けてご紹介したいと思います。

足に合ったランニングシューズ選びの基本

ジョギングを趣味にされている方も多いと思います。

また、これからちょっと走ってみようかな・・・なんていう方もいらっしゃるかもしれません。

そしてそういう方の中には当然、かっこいいシューズやウェアを揃えるなど、形から入ってモチベーションを上げる方もいるでしょう。

しかし、心機一転せっかく新しく買ったランニングシューズが自分に合わなかったら・・・悲しいですよね(TT)

そこで、「足に合ったランニングシューズの選び方」というテーマでお届けしたいと思います。

自分の足の形から選ぶ

まず、1番の基本は、自分の足の「形」です。

なかなか自分の足の形をしげしげとチェックしたことがあるという方は少ないと思います。

ここでのポイントは、「親指の長さ」です。

足の親指が、隣の人差し指に対して「長い」のか、「短い」のか・・・はたまた同じ長さなのか・・・

まずはここをチェックします。

  • 足の親指が隣の人差し指より長い形を「エジプト型」と言います
  • 足の親指が隣の人差し指と同じ長さの形を「ギリシャ型」と言います
  • 足の親指が隣の人差し指と同じ長さの形を「スクエア型」と言います

これをチエックしたら、次にチエックするのは「靴」です。

シューズの形から選ぶ

靴の一番先端が、どの位置にあるのかをチェックします。

え? ランニングシューズって、全部同じ形じゃないの?と思われている方も多いかもしれませんが、これ実は違いがあります。

ランニングシューズには

  • カーブ型
  • セミカーブ型
  • ストレート型

があります。

カープ型の方が先端は内側に入り、セミカーブ型・ストレート型となるにつれ、先端はどんどん中央によってきます。

まだ他にも考えなければならない要素はあるものの、この場合基本は、

  • 「エジプト型」→・カーブ型
  • 「ギリシャ型」→・セミカーブ型
  • 「スクエア型」→・ストレート型

 

と選ぶことが基本になります。

自分の走り方から選ぶ

次に考えなければならないのは「着地のパターン」です。

走りの着地は概ね3パターンあります。

  • かかとから着地する
  • つま先から着地する
  • フラットに着地する

です。

「走る速度」と「シューズの性格」が合っているのか

まず、よく言われることですが、ランニングシューズを選ぶときにポイントになるのは、「走る速度」と「シューズの性格」が合っているのかどうかです。

走る速度と、着地に関しては密接な関係があります。

一般的には、スピードが遅い初心者ランナーはかかと着地になることが多く、スピードが上がってくるうちに、フラット着地や、つま先着地になってくるものです。

ただ、これには例外もたくさんあり、一流のアスリートランナーの中にもかかと着地で走る方もたくさんいるので一概には言えないところです。

また、シューズのタイプとしては、

底が厚く、重さも安定性重視のために重たく作られているのが「ジョギングシューズ「」です

また、そこの厚みはそこそこで、安定性よりもやや軽量性に重点を置いているので「ランニングシューズ」となります。

そして、軽量性と地面からの反発力を最大限に利用できるように底がかなり薄く作られているのが「レーシングシューズ」になります。

そしてここで難しいのが、「かかと着地の方はジョギングシューズ」とはいかない点です。

というのもジョギングシューズの中にもいろいろな「形」があります。

特に見てもらいたいのは「かかとの形」です。

シューズを横から見たときに「かかとの部分が張り出している」シューズをよく見かけます。

かかと着地の方が、このようにかかとが張り出しているシューズを使用すると、着地のたびにそこがぶつかり、シューズの中で足がずれてしまうのです。

なので、かかと着地の方は、ソールのかかと部分が張り出しているシューズは選ばない方が良いです。

これらのどれをチョイスしたらいいのか?ですが、先ほどのスピードと着地よりも、より相関性の高いチョイスの仕方があります。

それは「ストライドに合わせる」です。

ストライドの幅が狭いタイプのランナーは「ジョギングシューズ」をチョイスした方が良いでしょう。

そこから少しずつ、ストライド幅が広くなるにつれ、ランニングシューズ、レーシングシューズとなっていくと良いでしょう。

ただ、ストライド幅とは、やはりスピードと直結するので、ランニングの速度で換算すると、

  • キロ6分台で走る方はジョギングシューズを、
  • キロ5分台で走る方は、ランニングシューズを、
  • キロ4分台で走る方はレーシングシューズを

利用した方が、速度レンジとシューズのマッチンクが良いと言えます。

また、先ほどのかかと張り出しのないシューズを初心者が履くと、それだけでストライドが広くなり走りのスピードが早くなる方もいます。

この辺は、まさにシューズ選びが実は大切であるという点を表しているポイントだと思います

つま先の曲がる方向

また着地のタイプによりによりつま先の曲がる方向が変わってきます。

かかと着地する場合は蹴り出しのプッシュ局面で人差し指と小趾球を使って、足の外側につま先が屈曲していきます

つま先で着地するタイプは、蹴り出しのプッシュ局面で人差し指と母趾球を使い、正面に向かって屈曲していきます。

フラットで着地する場合は、蹴り出しのプッシュ局面で人差し指と母趾球と小趾球を使ってやや内側にくっ客する傾向にあります。

これらの特徴を踏まえて、ソールの曲がりやすい方向をチエックします。

ランニングシューズの底を見ると、たまに横方向に溝が切っていて、曲がりやすく設計されているものが多いですが、その「横の切れ込みの角度」を、着地のパターンにより合わせるのです。

足の形とシューズの形がずれていたり、、自分の着地パターンによるつま先の曲がる方向とシュースの曲がる方向がずれていれば当然、足の形や走りとシューズがあっていないという状況になります。

ぜひ自分の足の形と自分のつま先の曲がる方向をチェックして、「自分にあったシューズ」を選ぶようにしましょう!

「ソールの曲がり」

そしてきよう着目していただきたいのは「ソールの曲がり」です。

ちょっと気をつけて自分のシューズを見てみると、ランニングシューズには、ソールの曲がりを良くするために、横方向にスリット(溝)が切ってあるシューズが多いです。

また、もう一つ気をつけなければならないのは「ソールの構造」です。

どういうことかというと、ソールが一体式なのか? それとも、踵とつま先の方で別体式になっているのか?ということです。

まず、踵から着地するタイプのランナーですが、この場合、ソールの曲がりやすさを見る時に全体の曲がりやすさだけでなく、特に「ヒール部分」の曲がりやすさに気をつけてもらいたいのです。

踵から着地してスムーズに足裏の重心移動を行うためには、ヒール部分が曲がりやすいかどうかは割と大切な部分だったりします。

ここが硬いと、踵で着地して、その後「パタン」と足が地面に向かって急に倒れてしまうので、足首などに余計な負荷がかかってしまいます。

ヒール側から曲がりやさがあるシューズなら、踵から着地した後しなやかにソールが曲がりパタンと足が倒れることはありません。

このため踵部分にやや横にスリットが入っているシューズの方がオススメとなります。

また、踵からつま先までスムーズに重心移動させるために、ソールは一体式の方が良いです。

踵とつま先の「高さの違い」

また、ここでもう一つ大切なのは、踵とつま先の「高さの違い」です。

踵が高く、つま先部分の低いタイプのランニングシューズは踵着地の方には向きません。

これは、踵から着地してつま先に重心移動て行く時に「落差」が大きいと、その落差ゆえこれまた「パタン」と足が倒れがちになります。

それよりは踵とつま先の落差の少ないシューズの方が重心移動がスムーズに動けます。

逆につま先から着地したり、フラットに着地する方は、踵部分の曲がりよりはつま先部分の曲がりをより重視してシューズを選んだ方が良いでしょう。

また、踵とつま先の落差も踵着地ほどはナーバスにならなくてもOKです。

むしろ着地の時の重心が踵着地よりは前方にあるので、少し段差がある方が、その段差を推進力として使うことも可能となります。

そして、ソールは別体式の方より細かくつま先部分の曲がりやすさを設定できているものが多いのでオススメとなります。

「かかとの高さ」と「トップの高さ」の「差」で歪みを防ぐことも出来る

例えるとマラソンのレース用のシューズを見ていただくとわかりますが、非常に薄くフラットなソールをしています。
これはもちろん軽量化のためでもあるのですが、そればかりでもないのです。
普段ハイヒールを履いている方が休日にフラットな靴を履くとふくらはぎが疲れるという話を聞いたことはないでしょうか?
これは、歩行に必要な重心移動や、前方への推進力の大半をふくらはぎで行ってしまっているからです。

普段ハイヒールを履いていると、ほとんどふらはぎの筋肉を使わないで歩く癖がついているものです。
そういう方が、フラットな靴を履くとふくらはぎの可動域が普段より格段にあがるので、(要するに歩きやすい)、ふくらはぎを大きく使って頼ってしまうんです。
その為マラソンのレース用のシューズのようなフラットな靴を選ぶと普段とはあまりにも違うふくらはぎの使い方になるので、ちよっとお勧めではありません。
そういう方は、初心者用のジョギングシューズに代表される、かかとの部分のソールの厚みの分厚いタイプのシューズの方が、(この方がクッションも厚いので)お勧めとなります。
また、腰が落ちた骨盤後傾の姿勢の方がジョギングを始めたいという場合も、かかとは高く、高低差のあるシューズの方が、重心が前に乗りやすくお勧めと言えます。
逆に骨盤が前傾して反り腰の方は、かかとの高さとの差が少ないシューズの方が腰の反りが助長されずにいいと思います。
長い時間走っていると腰が痛くなる・・・という方はこれを疑った方がいいかもしれません。
また、このシューズのソールの高低差に関しては、シューズを横から見てもたまに分からないことが良くあります。
ヒールをサイドからサポートするものでデザイン上くれてわかりづらかったり、インソールのかかとが中で大きくえぐられていて、結果、シューズを横から見るとソールが厚く高く見えて見ても、肝心のかかとのついている部分は低い・・・なんてものもあるからです。
必ず試着して歩きやすさを確認しながら高低差がしっくりくるかどうかをチェックすることを忘れないようにしましょう。
最近はネットで、試着もせずにシューズを買う方が多いと聞きますが、ほんと試着は運動シューズにとっては必須だと思ってください!

最後にこれはちょっとランニングマシーンなどで、後ろからスーパースロー撮影しないとわからない部分でもありますが、着地の際にオーバープロネーション・もしくはオーバーサピネーションといって、足首が横方向に曲がってしまう方がいます。

この場合は、シューズ自体にそれを防止する機能のついているものがありますので、よく調べて購入されることをお勧めいたします。

シューズの選び方によって、ランニングのしやすさというのは色々と変わってくる部分もあります。

ぜひ自分にあったシューズを選ぶようにしてください(^^)

よろしければご参考に!

ではでは!!!

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