「うっ血」や「むくみ」って何?
皆さんこんにちは!
パーソナルトレーナーの野上です
今日は「うっ血やむくみって何?」というテーマでお届けしたいと思います。
僕はよく「筋肉が硬いところは引っ張られる」ということを言います。
そう・・・「筋肉が硬い」・・・・
もちろん柔軟性的に筋肉が硬い方もいらっしゃいます。
しかし一言で「筋肉が硬い」と言ってもその理由は一つではありません。
その「筋肉が硬くなる理由」の一つに「うっ血」があります。
例えばよくあるシーンとしては、長時間に渡りデスクワークをしたとします。
パソコンとにらめっこしながら、長時間じっと同じ姿勢をとる・・・・
するといつの間にか、首や肩、腰がガッチガッチに固まってしまう・・・
なんていう経験をされている方はとても多いと思います(^^;
こういう筋肉の硬くなり方というか、固まり方の原因は筋肉内の「うっ血」が原因です。
むくみとはそもそもなんでできるのか?
次にむくみとはそもそもなんでできるのか?です。
むくみの正体は各組織の間に溜まった「間質液」です。
これは血液で運ばれる酸素や栄養素が毛細血管を巡り、細胞まで送られる過程で発生します。
「間質液」は、体内で発生した二酸化炭素や老廃物などを外に排出するべく血管やリンパ管へ運搬する役割を持ちます。
ここになんらかのトラブルが発生すると組織間に「間質液」が溜まりっぱなしになり「むくみ」となるのです。
特に下半身にむくみが出る方は多いと思います。
これは下半身の静脈が関係しています。
静脈は各臓器から発生した余計な水分や老廃物を含む「間質液」を血液とともに運ぶ役割を担います。
特に下半身の場合「下から上」に流さなければなりません。
そのポンプ作用を司る静脈内の弁にトラブルが起こると血液が停滞、または逆流して足がむくむと言うメカニズムになります。
静脈に問題がなければ、ふくらはぎの筋肉が収縮した時に静脈内部の弁が開きます。
そして筋肉が弛緩した時は、弁が閉じて血液の逆流を防ぎます。
このシステムにトラブルが起こると「むくみ」が発生します。
「うっ血」とはそもそも何か?
冒頭で述べたように長時間同じ姿勢を続けることによって、特定の血管が圧迫され続けます。
すると末梢の血液循環が低下します。
これが「うっ血」です。
さらにこの「うっ血」と表裏一体なのが先ほどの「むくみ」です。
うっ血とむくみ・・なんかややこしいですよね(^^;
身体の約60%は水分(体液)でできています。
この体液には細胞の中にある「細胞内液」というものと、細胞の外にある「細胞外液」というものがあります。
ちなみにうちのクラブにあるBOCAという体組成計測定器は、この「細胞外液」の比率を測ることができます。
このBOCAの取り扱い説明書では細胞外液の比率は31%〜35%が適正範囲で35%を越えると「むくんでいる」と判断されます。
ただ、もう何千人もこの機械でお客様を測定してきましたが35%を超えるという方はほとんど見たことがないです。
そしてこの細胞外液の役割はなんなのか?です。
まず血管からはみ出た体液は、細胞に酸素や栄養を与えます。
それと同時に細胞が排出した二酸化炭素や老廃物を血管に吸収させる役割もあるのです。
おお、いいじゃん! 細胞外液! なんでこれが増えるとダメなの?
みたいに感じる方もしれませんが・・・・(^^;
ちなみに、この細胞外液は血管のみならずリンパ管にも吸収され排出されて行きます。
ところがこの血管やリンパ管への吸収が悪くなると、体に細胞外液が溜まり始めます。
組織間に「間質液」が溜まりっぱなしになるというのはこの状況を指します。
これがいわゆる「むくみ」と言われるものです。

むくみが起こるとその部分の内圧が高まります。
むくんだ足がパンパンになっている状態を想像してもらえればすぐにわかるのではないでしょうか?(^^;
そうするとどうなるのか?
先ほど「うっ血」は血管が圧迫され続けることによって起こると書かせていただきました。
内圧が強くなるとより一層血管やリンバ菅は圧迫されやすくなり今度は「うっ血」が悪化するという悪循環が始まります(TT)
このように「うっ血」と「むくみ」は同じものではないものの、関係性は非常に高いのです。
