身体のうっ血の起こりやすい場所
ズバリ答えから言うと、うっ血をしやすい場所というのは
- 肩
- 体幹(主に腰)
の2箇所です。
まず肩ですが肩はその先にある「腕」を支えています。
腕の筋肉がいろいろな方向に動けるのは「肩」の筋肉が「腕の重量」を支え「土台」としての役割を果たしているから腕は自由に動かすことができます。
つまり、逆に言えば腕が動くたびに肩の筋肉も常に何らかの形で「力が入り続けている」ことになります。
しかし肩が常にうっ血をするのかというとそうでもありません。
肩が凝る人とそうでない人の違いはその「腕の動き」が大きな役割を果たしています。
肩が凝る人と、そうでない人の違い
例えばウォーキングやジョギングで腕を長時間振っていて肩が凝ったという方は少ないと思います。
これは「腕を振る」ことで、筋肉を伸縮させ動かしていることに伴い血管も伸縮します。
結果「血流が良くなる」ので代謝物などの停滞が起こりづらいのです。
肩にうっ血が生じやすいのは、デスクワークのような作業を長時間行っている場合です。
腕の筋肉は「微妙に使い続ける」ものの「ダイナミックに動かすわけではない」という場合です。
こうなると「腕の重量」を支え続けつつ、血管は伸縮しないために血流が悪くなりうっ血が始まります。
腰について
もう一つの腰はさらにうっ血を起こしやすい場所です。
腰は立ったり座っているときも姿勢を保つために「重力」に対して体がクニャッと曲がらないように常に力を発揮し続けなければならない場所です。
こう言う重力に対して作用する筋肉を「抗重力筋」と言います。
「抗重力筋」には「筋紡錘」というセンサーがたくさん埋め込まれています。
身体をいろいろ制御しなければならないからです(^^)
その「筋紡錘」の内部には交感神経が多く分布されています。
交感神経とは筋肉を活性化させる神経だと思ってください。
しかし交感神経は心身のストレスを受けると血管を縮める作用があります。
これは筋肉の血流を悪くしてしまう作用もあるのです。
仕事というストレスで交感神経が有利になり、さらに同じ姿勢を長時間保ち続けるデスクワークは、まさに「腰のうっ血」引き起こす典型的な作業だと言えます。
もちろん長時間のバソコン作業や同じ姿勢でスマホを見続けるなども同様のことが言えます。
肩や腰のうっ血を防止するためには、こまめに机から離れ、軽いストレッチで構いませんので全身を少しリフレッシュさせることはとても大切です。
何も難しいストレッチをすることは全くありません。
少し伸びをするとかラジオ体操のように身体の前後屈や上半身の回旋を行うだけでもかなり違います。
ストレスを少し和らげる、筋肉の伸縮をさせるという意味でこのように「軽く動かしながらストレッチをする」のはとても大切です。
こういう動きながらストレッチすることを「ダイナミックストレッチ」と言います。
(動的ストレッチ)
これに対して、「腕を引っ張ってじっとする」ようなストレッチは「スタティックストレッチ」と言います。
(静的ストレッチ)
お勧めとしてはダイナミックストレッチの方です!
こちらの方がより筋肉の伸縮を伴うということと、それに伴った血流の改善も促されます。
うっ血の防止という意味ではぴったりなストレッチです。
ちょっと席を離れて、軽くて足や上半身を「動かしながらほぐす」ようにし、ぜひ「身体のうっ血」を防ぐようにしましょう!
