「1日5分の道具を使わない筋トレで理想のボディに」というトレーニング専門書の正しい使い方
次にちょっとフリートーク形式というか、気になったことをお話ししたいと思います。
というのも今日の帰宅の時に、本屋に寄って、スポーツのコーナーにいってみてふとしたキャッチコピーが目に飛び込みました。
1日5分の筋トレで理想のボディに!・・・・的な・・・
なんかこのありふれたキャッチ・・・・普段ならスルーするのですが、今日に限って「あれ?なんかやけにあっちにもこっちにもあるぞ?」と気になってしまいました。
数えてみたら、B5(B6?)サイズの、普通に置いてある本ではなく、A4サイズ・・要するに普通の雑誌(Tarzanのサイズ)の所に置いてある自重筋トレ・体感トレーニング専用雑誌の表紙に「1日5分の筋トレで理想のボティに変わる」みたいな台詞が書いてある雑誌を数えてみました。
まず「1日5分」と銘打っていた雑誌は3つ「10日間で」と時間ではなく日数で書いてあったのが1つ
なかには1日3分で!と書いてあったものもありました(^^;
週刊誌や、女性誌のコーナーじゃないですよ?
れっきとしたトレーニングの本しか置いていない専門書のコーナーでです!
嘘はいけないって教わらなかったのでしょうか?
まあ、ディスりたいわけじゃないですが・・・・ある程度ディスらざるを得ないですよね(苦笑)
まあ、はっきり言って無理ですよ! 当たり前といえば当たり前ですが・・・
「1日に短時間のトレーニング」に意味がないなんてことはいいません!
やらないよりは100倍・・・いや1000倍マシです!
ですが「肉体改造ができる!」とか「理想のボディに!」とかは、ちょっといくらキャッチとはいえ・・・・
「嘘は言っちゃダメですよ!って先生に教わらなかったですか?」と言いたくなりますよね(^^;
ええ、僕なんか足元にも及ばないような著名な先生が書いてますが、そんなことは関係ないです!!
嘘は嘘!
ただディスるだけではなくちゃんと論理的にお話ししましょう。
まずそれらの本は「すべて」器具を使わないで自分の体重でトレーニングすることが書かれていました。
そして5分という時間は単純に「腕立て伏せ10回、インターバル30秒程度で5セット」「のみ」行うというトレーニング方法です。
まあ腕立ては1回3秒として10回で30秒、そして30秒のインターバルとあわせて1分・・・
5分だとそれを5セットです・・・もうそれがどうした?って突っ込みたくなりますが・・・・
なかには、もちろんいろいろなトレーニングを1日にやるように紹介しているものもありましたが、それだとどう計算してもトレーニングする時間が5分じゃ収まらないですよね(苦笑)
そういう本に書いてあるのは、初日は腕立て10回×3セット、次の日は腹筋10回かける3セットというようにトレーニングするところを日によって変えていき、全身を鍛えていくという趣旨の本も多いです。
もちろん徐々に種目にバリエーションを加えて強度は徐々に高くなるようになっている「みたい」ですが・・・・
これを真に受けてこのまま行っても、体つきを変えたい!と思っているような方が目指すような体にはおそらく届かないでしょう。
日にちを分けて筋トレすることは全く問題なく、トレーニング時間の短縮には効果的です!
筋肉は48時間~72時間の休息を挟んでトレーニングしたほうが大きくなりやすく、毎日トレーニングできるのであれば場所は変えていって一つの筋肉に集中してトレーニングしたほうがいいです。
ただしこの48~72時間のインターバルを必要とするにはトレーニングにはとある条件が必要です。
それは僕がよく言う6~12回「ギリギリ」で行える重量でトレーニングするということです!!
これより高回数でトレーニングできる重さでトレーニングしていたらこんなインターバルの時間はそんなに必要ありません。
腕立て伏せが「12回3セットがギリギリ!」という方にはいいでしょう!
そして12回以上できた時点で、それ以上「重さ」を増やさなければ筋肉の肥大ではなく、主に筋肉の持久力が伸びていきます。
僕の小学校の息子ですら最近なぜか筋トレを始めていて、12回ほどの腕立てはできますが、みなさんはそれ以下ですか?
ちなみにうちの息子、僕が言うのもなんですが、まったくスポーツが得意なタイプではないどちらかというと同年代でも非力な子供です。
考えてもみてください・・・10回3セット、週に2回でマッチョ・・・どころか細マッチョになれますか?
まずこのやり方をそのまま鵜呑みにするのはお勧めしません!
まあ、書いている人も「そんなのわかってるよ!」と100も承知で書いていると思いますが・・・・(^^;
そういう筋トレ本が無意味なのか?
では、そういう筋トレ本が無意味なのか?・・・・というと・・・
別の意味でうまく活用してもらいたいなと思います!(^^)
どういうことかというと、そういう本はとにかくトレーニングのバリエーションをたくさん描かないとページ数がもたなくなっているため、とにかくやたらといろいろな種目が書いてあるものです。
そのバリエーションたるや、僕がみても「こんなやり方もあるのか!」と感心することも少なくありません。
つまり「トレーニングメニュー」として活用するのではなく「トレーニングのバリエーションエクササイズを学ぶ」という観点で参考にするととても良いと思います。
おそらく「器具を使わないで自重で、1日5分で肉体改造!」なんて言葉を真に受けてしまうのは中学生から高校生くらいのまだジムに環境的に行けない方を主な対象としているとおもいます。
そういう子は素直に書いてあることに従ってしまう子が多い年齢でもあると思います。
そういう子たちは、できればそれらの本に書いてある「種目」を参考にしてください。
なかには自重でも高強度に負荷を変化させるバリエーションが多数あったりします。
そういった種目を抽出して、自分の筋力でせめて12回かける3セットがギリギリの種目を見つけたら、それを週に最低2回は実施すると良いでしょう。
また1日5分ではなく、複数の種目をこなして、せめて一つの筋肉に15分くらいはトレーニングすると自重トレーニングも意義のあるトレーニングになりまさに「肉体改造」できるレベルのトレーニングになるでしょう!
ぜひそのお手元の本を無駄にしないように、有効に使ってくださいね!
よろしければご参考にして下さい
ではでは!
