なんで、痛いところをダイレクトに伝えないで寄り道なんてするの?
なんで、痛いところをダイレクトに伝えないで寄り道なんてするのかと言うと、実は人間には「痛み」を自力で改善する能力があることと関係しています。
痛み・・・・好きな方あまりいないですよね?
マニアの方でない限り(^^;
僕はそういうマニアではないので、痛いのは嫌いです!!
そんな僕のように人間のために?、体というのはよくできていて「自力で痛みを改善する能力」を備えています。
これが「C繊維」の特徴と符合していて、痛みが起こった末端から脳へ刺激を伝える際に、実はその信号を「くるっ」と逆行させて、末梢に返してしまう特性も持っています。
するとどういうことが起こるのかというと、痛みが起こっている部分で血管が拡張したり、炎症が広がって血行が促され、問題の部位の症状が改善することがあるのです。
もう一つは、痛みが中脳や延髄を「寄り道」することにより、β-エンドルフィンという鎮痛物質が分泌され痛みが抑えられるのです。
んー、身体ってすごい!(^^)
つまり「痛み」を抑えるために?寄り道しやすい神経になっているとでもいいましょうか?(^^)
この二つは「痛みを抑える」寄り道なので、僕らとしては歓迎すべきことなんですが・・・・
まあ、いいことばかりではありません(^^;
メンタルとの関係
「気分」に関わる視床下部というところがあります。
そこに痛みの信号が「寄り道」して伝わってしまうと、気持ちが落ちこんだり、イライラしたりといった感情の変化が起こることがあります。
これがしょっちゅう起こると「痛み」と「気分」がシンクロして脳が覚えてしまいます。
すると
- 痛い→気分が落ち込む
- 気分が落ち込む→痛い
という状態が発生してしまうのです。
脳が覚えちゃうんですね(^^;
腰痛の多くが「心因性」と言われる所以です。
さらに寄り道が「凄過ぎる」と今度は、オリジナルの情報が正しく脳に伝わらなくなります。
腰に「痛みの原因がある」のに「足が痛い」なんてことも起こるのです。
この場合、痛みの原因となる腰痛は、通称「トリガーポイント」と呼ばれます。
拳銃の引き金・・・トリガーから来ていて、まさに「痛みの発症の引き金を引く」ポイントです。
これに対して、全く原因となっていない足の痛みは「関連痛」と呼ばれます。
んー「痛み」って複雑ですね(^^;
