皆さんこんにちは
パーソナルトレーナーの野上です
今日は「疲労を計測する方法がある!」というテーマでお届けしようと思います。
疲労・・・・・・計測?・・・・
そんな馬鹿な・・・と思う方も多いでしょう(^^;
そう、そもそもそ疲労・・つまり疲れているとは「感じる」ものです。
感じるとは、感動したとか人を愛するとか・・
そう言った「心が感じる」部分であることが大前提のはずです。
それを計測するってまるで「どのくらい私のことが好き?」というのを計測できるみたいなノリになってきますよね(^^;
まあ、人の愛情であったり、感動であったりを計測する手段は僕も知らないですが(^^;
しかしこと「疲労」に関してはこれができるんです!
まず、難しいやり方とかんたんなやり方があります。
難しい方から説明すると「疲労蓄積度検査キット」なるものがあるんです。
「疲労蓄積度検査キット」
なんかドラえもんの四次元ポケットから出てくる便利な機械のようなネーミングですが(^^;
これは体内に生息するウィルスを計測してその人の疲労度を割り出すというシステムです。
ヒトヘルペスウィルス
「唾液」を調べるとその人の疲労がわかるということを聞いたことがあるでしょうか?
唾液?
そんなもので何がわかるの?
なんて思われる方も多いと思います。
計測するウィルスは「ヒトヘルペスウィルス」というものです。
このウィルスは日本人にほぼ100%体内に潜伏しているウィルスです。
そして健康な宿主と共存関係にあります。
どういうことかというとこのウィルス、普段はおとなしいのですが、こと身体が疲れて宿主が危ない!!!となると・・・
やばい逃げろ!
と、もう情もへったくれもなく、さっさと外に出る準備をする性質を持っています。
疲労因子が高い状態が3〜4日続くと脱出の用意を始めます。
どう準備するのかというと、外界に近い唾液や皮膚に集まってくるのです。
疲労がたまってくると帯状疱疹を発したり、口唇ヘルペスが発症するのはまさにこのウィルスが体の外へ脱出しようとしているのです。
まるで沈みかけの船からネズミが一斉に逃げ出すようですね(^^;
んー、なんか・・・いつかしばき倒したくなるようなウィルスです・・・(^^;
宿主が疲労していることを察すると、自ら脱出して他の健康な宿主に移ろうと唾液や皮膚に現れ始めるこの性質を利用して唾液中に出現した「ヒトヘルペスウィルス」を測定し蓄積された疲労の度合いを測るシステムがあります。
下記の表をご覧くだい。
通常労働よりも重労働をすると数値が高くなり、その後休憩をすると数値が低くなります。
まあ、そこまではわかりやすいのですが、問題はその後で、さらに過重労働をすると、休憩してもあまり数値が下がりません。
んー、あまりに頑張りすぎると、多少休憩しても疲れが残る感じがするのは誰にでもあることだと思いますが、それを如実に示していますね(^^;
しかし・・・これまだ臨床試験中らしいんです(^^;
一般のかたはまだ検査ができないそうなので・・・・
なので次のページではもっと簡単にわかる「疲労のサイン」をご紹介いたします。