姿勢・身体の歪み

椅子以外に「座る」ができなくなった方へ

椅子に座る方法・姿勢など

ヤンキー座りができない方へ

・・・・ヤンキーじゃないんですけど?

・・・・それ必要ですか?

なんて思われる方が多数いらっしゃると思いますが、まあ、ヤンキーである必要はもちろんありません(^^; あくまで例えです。

しかし、健康運動指導士会のセミナーでこんなことを聞いたことがあります。

健康運動指導士 - 健康・体力づくり事業財団

田舎の古い旅館で、便座が和式のものしかないところへ宿泊した年配のお客様が、トイレから立ち上がることができず、旅館のかたに助けられたという事案があったそうです。

よく和式便座には、正面に立ち上がるのを助けるアシスト棒があるのは、しゃがんだ状態から立ち上がることができない方を助ける為にあります。

このように、立ち上がることができないので、しゃがめないという方も実は結構いますし、そもそも股関節が硬くなってしまっていて、しゃがむことができないという方もいます。

生活様式が、すっかり洋式になった弊害であるとも言えます。

昔は畳の生活に和式のトイレと、完全にしゃがみ切った状態から立ち上がることは生活の中に馴染んでいたのですが、今はすっかり椅子中心の生活になると、このような事案がどうしても増えてきます。

股関節の可動域を大きく動かせることはとても大切です。

また、動かせるだけでなく、そこから強い出力を発揮できることも併せてとても大切なことです。

「しゃがめない」方への対策

では、この「しゃがめない」方への対策です。

まず、ストレッチです。

仰向けに寝ていただきます。

そこから、両方の膝頭を両手で持ちます。

持った膝頭を大きく回すようにしましょう!

10回ほど回したら、反対向きで回すようにします。

できるだけ膝頭が大きな円を描くように回すようにしてください。

次に筋トレですが、これはワイドスクワットが基本になります。

つま先を少し外側に広げ、両足を広めにスタンスをとります。

できれば手すりのようなものの近くで、いざという時にアシストができるようにしましょう。

あとは、そのままできるだけ深くしゃがんで立ち上がります。

できる方は「しゃがみきる」ようにしましょう。

まずは10回を目標にします。

しゃがみ切れないという方は慣れてきても、そこから回数を増やしていくというよりは、しゃがむ深さをできるだけ深くしゃがめるようにしていきます。

最終的な目標は、しゃがみきるスクワットを20回できるようにしましょう!

股関節が硬くなるのは現代人の宿命のようなものですが、しっかりと対策していただき、いつまでも大きく力強く動ける股関節を作っていきましょう!

色々書きましたがよろしければご参考にしてください(^^)

ではでは!

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