トリガーポイント・絞扼

腰の脇から足が痺れる方へ

腰痛について

「腰の側面から脇腹の違和感」

どうも腰の横がおかしい・・・違和感がある・・・

という方がいらっしゃいましたら腸骨下腹神経と言う神経が、周りの筋肉によって「絞扼」されていることが原因かもしれません。

腰の横から脇腹にかけては、腰神経叢というところから分岐している「腸骨下腹神経」というものがあります。

この神経は腰から出て「腹横筋」「外腹斜筋」「内腹斜筋」という体幹トレーニングをしている方なら聞き慣れたことのある脇腹の筋肉を支配している神経です。

また鼠蹊部から臀部外側の感覚を伝達する役割も果たします。

この神経が押されやすいポイントは「外腹斜筋」と「内腹斜筋」との間です。

原因としては、腰の過剰な回旋運動が腹斜筋の硬直を起こし神経を圧迫することが考えられます。

野球やゴルフなどで一つの方向に過剰に回旋運動を繰り返す方はこのような状態になりやすいかもしれません。

したがって、この周辺の筋肉を柔らかくすることが脇腹の神経の絞扼を改善するポイントです。

ストレッチ&マッサージ

対策として代表的なのはストレッチです(^^)

まず椅子に座っていただきます。

そのまま上半身をひねって腰をストレッチします。

椅子に座るのは「骨盤を固定」させるためです。

こう言う「ひねる系」のストレッチは上半身だけひねっても、骨盤がそれと同時に一緒に回ってしまってはいけません(^^;

それだとただ「横を向いているだけ」となってしまい肝心の腰が伸びないからです(^^;

なので椅子は回転式のものではなく固定式のものでストレッチするようにしましょう(^^)

呼吸を止めずに、10秒ほどを3セット実施するようにしてみてください。

さらに脇腹をストレッチすることも大事です。

足を横に伸ばして座り、もう片方の足を折りたたみます。

そのまま、伸ばしている足の方に体を倒していきます。

このときに、伸ばしている足と逆の腕を頭の上にあげてストレッチすることが大切です。

こうしないと肝心の脇腹の筋肉の伸びが十分では無くなってしまうからです。

この写真では伸ばしている側の腕は、伸ばしている足に添えていますが、個人的には「折り畳んでいる足の膝頭」を持っていただくとより体側が伸ばされてお勧めになります。

これも10秒を3セット行うようにしてみましょう。

硬い方だけでなくできれば左右両方実施してみてください。

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