トリガーポイント・絞扼

腰の脇から足が痺れる方へ

腰痛について

皆さんこんにちは

パーソナルトレーナーの野上です

今日は「腰から足が痺れる方へ」というテーマでお届けしたいと思います。

腰が重い・・・しびれる・・・・

そんなお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか?

ここでは「絞扼」というものを中心にお話しをしています。

絞扼とは、簡単にいうと長時間正座をした時に足がしびれるように、神経が長時間、何らかの理由により押され続けて痺れが生じることだと思っていただいて良いと思います。

神経が押される理由は様々ですが、その理由の一つに筋肉が固まって、とある神経部分が押されるというケースがあります。

神経は一箇所押されるとそそこから先がずっとしびれるものです。

その結果、広範囲がしびれるという状況であっても実は「押されやすいポイント」はそれほど多くなくある程度限られているものなのです。

腰回りの絞扼しやすいポイントについて

まずご紹介するのは「外側大腿皮神経」というものです。

もう、いきなりなんじゃそりゃ?という感じだと思いますが・・・(^^;

「外側大腿皮神経」とは腰椎を起点とする腰神経叢という部分から枝の一つです。

これは太ももの外側の感覚を伝える神経です。

足を上げる大事な筋肉「腸腰筋」を構成する、大腰筋の外側から太ももの外側に抜ける神経です。

この神経を絞扼する場所は、縫工筋という筋肉と大腿筋膜張筋という筋肉の間を抜けるポイントです。

んー、筋肉図鑑が欲しい・・・と思われるかもしれませんが、ポイント的にはここです。

締め付けの強いパンツを長時間使用したり、股関節付近の脱臼や骨折が絞扼の原因になることも多いです。

この場所をストレッチして、筋肉のこわばりを解いて上げることが大事なのですが、なかなかここのストレッチって思いつかないですよね(^^;

ストレッチ&マッサージ

ここを伸ばすには、骨盤を横にスライドして上げるストレッチが基本です。

痺れが強い方は、まず立って壁に手を当て体勢を保ちつつ骨盤を横にスライドして上げるようにしてください。

呼吸を止めないように気をつけながら10秒を3セットほど行うようにしましょう。

これに慣れてきたら、後ろ足をさらに引き片足立ちになります。

この姿勢のストレッチは基本「腸腰筋」のストレッチになるのですが、ここから「骨盤をスライド」つせることによって太ももの外側にある縫工筋、大腿筋膜張筋をストレッチしてあげます!

さらにこの部分をマッサージしたい場合は、骨盤の外側周辺を指のお腹を使ってマッサージしていくようにしてみてください。

腰か痺れて、足もしびれるという症状は、通常椎間板ヘルニアが疑われるものです。

しかし、病院に行っても、椎間板にはなんの症状も出ていないと言われる方も、結構いらっしゃいます。

そんな時は、ちょっとこの「外側大腿皮神経」が押されて痺れているのではないか?と疑って対処してみるのも良いかもしれません。

腰から足の外側に痺れを感じる方はよろしければご参考にしてみてください(^ ^)

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