トリガーポイント・絞扼

痛いところとその原因は別 「トリガーポイント」と「抗重力筋」と「筋膜連鎖」

痛みのトリガーポイント

トリガーポイントでは何が起こっている?

次に痛みの場所では何が行なっているのか?についてお話したいと思います。

トリガーポンイト・・・・って聞いたことありますか?

なんかどっかで聞いたことがあるような、ないような・・・という感じだと思いますが(^^;

トリガー・・・つまり拳銃の引き金のことを言います。

トリガーポイントとは、ズバリ引き金を引いたら痛みがでると言う痛みの震源地のことだと思っていただければいいと思います。

トリガーポイントの特徴

まず、トリガーポイントの特徴ですが、普段は痛みを発しないことが多いです。

しかし、そこを押したりするといきなり痛む「圧痛点」である事が特徴です。

これは、筋肉の上にできる小さなロープ状の塊で、指先で確認できたりもします

この塊は「硬結」とも言われますが、この硬結を圧迫すると・・・

なんとそこから離れた場所にも痛みが現れるのです!!

んー・・・いやですね(^^;

では、この「硬結」・・・

ここではどんな事が起きてどのような塊になっているのか?です。

筋肉の基本的な構造

ここで説明しなければならないのは筋肉の基本的な構造です。

ちょっと難しい話になりますが、筋肉には「ミオシン」「アクチン」というものがあります。

これは例えて言えば「刀」と「鞘」のような関係にあります。

アクチンという鞘にミオシンという刀が滑り込むことによって、収縮が起こり、これが何百万本も集まって起こるのが「筋肉の収縮」になります。

筋肉に力を入れないでいるということは、この「鞘」に「刀」が収まっていない状態です。

逆にいえぱ「硬結」はある一箇所のみが筋肉が収縮しっぱなしの状態になっていると言えます。

刀が鞘に入りっぱなしで抜けなくなっちゃった・・・

と思っていただければいいと思います。

ミオシンがアクチンに滑り込むためにはカルシウムイオンが放出されてこの反応が起きます。

しかしこの放出が続くと、ATPという筋肉そのものを動かすエネルギーが枯渇してしまいます。

ATPとは、運動生理学の教科書でエネルギーを勉強するときに必ず出てくる基本中の基本のエネルギーで「アデノシン三リン酸」の略です。

このATPは筋肉を収縮するときにも使われますが、実は筋肉を弛緩させるときにも使われます。

これが枯渇すると筋肉が弛緩できなくなってしまうので、筋肉が収縮しっぱなし・・・

つまり「硬結」の出来上がりとなります。

筋肉の中でもこの「硬結」ができやすい場所とできにくい場所があります。

硬結は筋肉の中央部分・・

というよりは、腱と筋肉の境目付近のいわば「筋肉の末端」にできやすいのです。

なんか、筋肉の中央にできやすいイメージを持っている方も多いかもしれませんがそれは違います。

つまり「硬結」の部分を探したかったら「筋肉の末端」部分から探していくほうが効率的なのです。

最初に言ったように「痛いところと痛みの原因箇所が違う」ので、トリガーポイントを直接ほぐしたいというときは、このような観点で探していくことはとても大切です。

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