運動強度が上がった時に、グルコースがどれくらい使われるのか?
ここから先は・・・・難しいですよ(^^;
覚悟しておいてください(^^;
いや・・・ほんと・・・
繰り返しになりますが人間の身体を動かすエネルギーは、ATP(アデノシン三リン酸)というものになります。
このエネルギーを如何に速やかに補充できるのか?
これが長距離などにおいてのスピードをキープする上ではとても大切な要素になります。
まず、この図をご覧ください。

あーっ・・来たよ・・・わけわかんない奴・・・・
という感じだと思いますが、今日はこのまま突っ切りますm(__)m
先ほど、脂肪や糖はあくまでアデノシン三リン酸(以下、ATP)を作り出すための材料と言いました。
そのうちー「糖」に関しては、グリコーゲンという形で筋肉の中に貯蔵されて使われます。
血液中にある糖の「グルコース」も使われるには使われます。
この図は運動強度が上がった時に、これらがどれくらい使われるのか?を書いている図だと思ってください。
左は65%の運動強度・・・つまり、糖と脂質が同じくらいの割合で使われる運動強度だと思ってください。
それに対して右の図は、運動強度が250%の時のエネルギーの供給がされている図だと思ってください。
まだこの説明だと何を見ていいかわからないと思いますが、例えば、グリコーゲンの下の数字を見てください。
左は四角の中に3.6と表示されています。
右の四角の中は35.5と表示されています。
つまり、グリコーゲンに関しては、ダッシュしている時には、ジョギングをしている時のような運動強度と比べて、約10倍ものグリコーゲンが使われているのです!
それに対して、グルコースの矢印の上にある四角の中の数字を見て見ましょう。
65%運動強度の時は0.35なのに対し、250%の運動強度の時は0.5となっています。
そう、全力に近い運動強度では、血中のグルコースからのエネルギーはあまり変わっていないことがわかります。
つまり、運動強度が高くなればなるほど一般的に「糖」がエネルギーになるとされています。
しかしそれは、筋肉の中にあるグリコーゲンの使用割合が多くなるのであり、血中の糖に関してはそれほど使われていないことがわかります。
筋肉の中のグリコーゲンの量を増やすことが、如何に、全力ダッシュ時のエネルギー供給に大切かがよくわかる図です。
筋肉の中のグリコーゲンを増えすテクニックに「グリコーゲンローディング」という技術があります。
これは、炭水化物などの摂取を意図的に2〜3日ほど少なくして、筋肉の中のグリコーゲンを枯渇させた状態から、今度は炭水化物を大量に摂取して一気に筋肉内にグリコーゲンを補給させ、その貯蔵量を一時的に増やすテクニックのことを言います。
この炭水化物の補給は1日では足りなくて、これも2〜3日間ほどの期間は必要になります。
このテクニックによりグリコーゲン貯蔵量を増やすことが、高出力時のエネルギー供給をスムーズにし、ひいては高いパフォーマンスを発揮する源になるのです。
