食材の栄養素は一つではない!!!
ここで皆さんから頂いた質疑応答をご紹介したいと思います
本日ご紹介する質疑応答は次のようなものです。


というものでした。
ここで言いたいのは、このQ&Aの趣旨とは外れるかもですが「食材の栄養は一つではない!」ということです!
皆さん、炭水化物を摂取しようとしたら何を食べますか?
ご飯、パン、そば、うどん、芋・・・・・すべて当たっています!
では、ビタミンやミネラルをとろうとしら、野菜、海藻、キノコ、果物・・・・すべて当たっています!
しかし、それらの食材の栄養素はそれだけではないのです。
たとえば、とてもありそうなパターンとして、詳しく調べる方なら、筋肉をつけたかったらタンパク質の摂取量は1日体重1.5〜2gとったほうがいいなんて情報は今の世の中ネットで検索すればいくらでも手に入る情報です。
そして、そういう事をそこまで調べる方というのは、わりとプロテイン等のサプリメントに頼る傾向が強いものです。
プロテインであれば裏面に記載されているタンパク質含有量から計算すれば比較的簡単に自分の体重×2gを算出し(大抵こういう方達はMAX値で計算する)、それを、プロテインで分けて摂取するでしょう。
そしてあとはご飯などで炭水化物を補給している・・・みたいになるとおもうのですが・・・
お米は1杯(150g)で炭水化物が47.6gありますが、同時にあまり知られていないですが、タンパク質も約4g含まれているんです。
それを一日3杯食べれば、タンパク質はそれだけで12g摂取出来ている事になるんですね。
そういう意味では、米も筋肉になる!と言えるかも知れません!
ただ、質疑応答のとおり「あまり変わらないですね(^^)」位が適正な感じだとも言えますが・・・
また、これもあまり知られていないですが、前のページでも紹介したようにお野菜にも当然、糖質もタンパク質も含まれています
タンパク質を多く含むお肉やお魚は100gタンパク質はおおむね20〜30gくらいですが、ほうれん草や、にら、アスパラガスだって100g中にその10分の1程度のタンパク質があったりするんです。
プロテインだけでタンパク質をMAXまでとっちゃったら、あとこれらを食べたら当然その分、当然に摂取量上限をオーバーしてしまうという事になります!
こうなると身体に悪いです!
また、これはダイエットの時にも同じ事が言えます。
ライザップさんなんかでは、これを大きな冊子にして配布しているようですが、糖質を多く含んでいる野菜も実は沢山あります。
これらを「野菜はビタミンがメインだから0カロリーに近いだろう!」と思って大量に摂取してしまうとダイエットに失敗してしまいます。。
先ほども言いましたがポテトサラダなんかもうほぼ炭水化物です
大抵の食材には、炭水化物、タンパク質、脂質、ビタミンがそれぞれ含まれており、その中の一つの含有量が「比較的多く含まれている」ため、炭水化物は米やパン、タンパク質はお肉や魚、ビタミンは野菜というイメージが出来上がります
よく言われる事ですが、人間は沢山の食材からパランスよく栄養を取る事が基本の生き物です。
サプリメントの栄養価だけ詳しくなって「自称健康オタク」を名乗っている方のなんと多い事か・・・
本当の健康オタクとは、食材の栄養に精通し、サプリメントをとる必要なんて全くない食生活をしている人の事をいうんです。
食事の消化吸収の速度迄精通できれば、食事だけでトレーニング後のゴールデンタイムに筋肉にタンパク質を供給することも充分に可能でしょう!
そんな事迄出来ないからサプリメントを使うといわれればそれまでですが、せめて健康オタクを称するのなら、その知識が「補助食品の範囲に限らない」ように心がけるようにして下さい!
ぜひ、みなさんいろいろな野菜を食べましょう!
ではでは!!
 
 