筋力トレーニング

〇〇に必要な筋肉(例えば野球やバスケ)ってなんですか? なんてあまり考えなくていい理由!

レッグランジ(Leg Lunge)のエクササイズ

みなさんこんばんは!!

今日は「スポーツ専用トレーニング」についてです。

日頃からわりと多く頂くご質問に「野球に必要な筋肉は何処ですか?」「バスケに必要な筋肉は何処ですか?」というご質問をよく頂きます。

そこで今日は「〇〇に必要な筋肉(例えば野球やバスケ)ってなんですか? なんてあまり考えなくていい理由!」と言うテーマでお届けしようと思います。

まず、僕はそういうご質問を頂くたびに「まず全身満遍なく鍛えていただいた方が将来さらに伸びる可能性が高いですよ」とアドバイスしています。

これ・・・深いんですよねー・・・・・。

まあ、異論反論覚悟の上で書きます。

まず一般のレベルでは、「最初からこう言った物は存在しない」って書くと乱暴ですが、でも最初からこれを求めない方がよいと個人的に思っています。

どういうことかというと、一般の方のほとんどの方は、筋力レベルがこういうトレーニングをする以前のレベルにあるという事です。

オリンピックメダリスト 星奈津美選手への指導

女子200mバタフライの日本代表の星奈津実さんは、北京五輪出場のちょっと前までうちの所属でトレーニングしていました。

もちろん、マシントレーニングもやっていましたが、そのレベルはマシンを触る程度な感じでした。

それ以上は「あえて」やらせなかったのです。

当時のコーチによく相談されていましたが、当時高校生だったこともありますが、まず最初は極力自重トレーニングやバランスボールのトレーニングを勧めていました。

そしてコーチには競技者向けのトレーニングプログラムの作り方の原則を改めて教えて、それを徹底させていました。

それはスキャモンの発育曲線の事を教えたり、一日のトレーニングの順番の組み替え方を教えたりして、あまり「水泳専門ウェイトトレーニング」みたいな事からは遠ざけていた記憶があります。

なぜかというと、・・・・筋力を増やすのは、実はそれほど難しくはありません。

ですが、スポーツというのは、筋力だけではなくいろいろ(本当にいろいろ)な要素から成り立っているとても繊細な物です。

トップアスリートになればなるほど、それは顕著になってきます。

専用トレーニングがない訳ではないのです。

そしてむしろそれを組むのは簡単なのです。

しかしそれだけでは終わらない問題が沢山あるのです。

いちばん当てはまる原則を紹介するならば「トレーニングの全面性の原則」がこれに当たります。

これには、二つの解釈があり「身体的な全面性」「能力的な全面性」があります。

身体的な全面性とは、「全身満遍なくトレーニングしましょう」という原則です。

簡単にいうと上半身だけ、下半身だけというトレーニングは良くありませんという事です。

こういうトレーニングはかえってパフォーマンスが下がる危険すらあると僕は思っています。

もう一つの「能力的全面性」とは、筋力だけでなく、瞬発力、柔軟性、持久力、敏捷性、筋持久力、技術などのいろいろな能力をまんべんなく伸ばしましょうという原則です。

これも、ある一つの能力に特化したトレーニングをするとかえってパフォーマンスが下がる危険があると僕は思っています。

例えば、柔軟性です。

ある時期めちゃくちゃストレッチをして短期間で超身体がやわらかくなったとします。

これ・・・以前と同じフォームが出来るでしょうかか?

今までと同じ稼働域で動作できるでしょうか?

違和感ないでしょうか?

同じリズムで動作でるでしょうか?

って話です。

身体は柔らかい方がもちろんよいのですが、こんな事ですら急激な変化はかえってない方が良いくらいなのです。

だからといってやらなくてもよいという事を言っているのではありません。

ようするに「バランス」が大事なのです。

一つ一つの能力を伸ばすのは、専門家ならばそれほど難なく伸ばす事が出来ます。

その「個人」にあったトレーニングは何か(これを個別性の原則という)は、とても多方面から見る必要があるのです。

だから「バスケ専門ウェイトトレーニング」とか「野球用ウェイトトレーニング」とかにすぐに飛びつかない方がよいのです

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