パーソナルトレーナーオススメの夏野菜 8選
皆さんこんにちは!
パーソナルトレーナーの野上です。
野菜は「旬」がとても大切です。
今回は「夏野菜」を皆様に色々とご紹介していきたいと思います。
「トマト」
ヨーロッパではトマトが赤くなると医者が青くなると言われる位ポピュラーな野菜です。
一時「トマトダイエット」が流行ったのを覚えている方も多いと思います。
ちょっと古い話ですが「明日のジョー」で力石透も減量の時に夕食でトマトを一個だけ食べるというシーンがありましたね。
・・・・古過ぎ?(^^;
そのトマトなんですが栄養価的な話になるとやはり「リコピン」が有名です。
これは、βカロテンの約2倍の抗酸化作用があると言われており、アンチエイジング作用がとても期待できます。
その他に、ビタミンB6、ビタミンC、カリウム、βカロテン等が豊富に含まれています。
そしてよいトマトの見分け方は、「ヘタ」が鮮やかな緑色でみずみずしくピンとしているものがよいです。
また、ずしりと重量感のあるものは果肉が詰まっている証拠です。
野菜サラダで生で食してもよいですし、ジュース、イタリアンのトマトソースなど、いろいろな手段で食せるのも魅力的です。
ただしトマトダイエットは個人的にはお勧めできません。
このブログでも何度も書いてますが、食物はいろいろなものを食べる事がとても大事なんです。
ある一つの食材を偏って食べる事は、その食材がどんなに優れた食材であっても長期的に見るとあまりいい事はありません。
トマト・・・沢山食べていただきたいですが、これ「だけ」たべるということはしないようにして下さい。
夏野菜の代表「キュウリ」
キュウリは95%以上が水分で出来ています。
栄養素としては、ビタミンC、カリウム、βカロテンなどが含まれています。
比較的カリウムが多く含まれている野菜です。
このカリウムは利尿作用があるもので、夏のむくみ解決などに役立ちます。
気をつけなければならないのは、キュウリに含まれているアスコルビナーゼという酵素です。
この酵素にはビタミンCを破壊する働きがあるんです。
そして、切ったりすり下ろしたりするとその作用が活性化してしまいます。
つまり、他の野菜と混ぜて使う時には他の野菜のビタミンCを破壊してしまうので注意が必要です。
アスコルビナーゼは、熱や酸に弱いので、酢の入ったドレッシングやレモン汁をかける等の工夫をしましょう(^^)
レタス
レタスの語源は、ラテン語で「乳」だそうです。
これは収穫したての新鮮なレタスの葉を切ると苦みのある白い液体が出て来る事に由来しています。
この白い液体はサボニン様物質と呼ばれるもので、食欲増進、肝臓や腎臓の働きの強化、さらに鎮静作用があると言われています。
スーパーのサラダには残念ながらそこまでの効果は期待できないですが、抗酸化作用のあるビタミンC、E、ミネラルそしてカルシウム等は効率的に摂取できます。
レタスは軽い程甘みがあって、葉の色は淡い方がよいです。
また、葉の巻きがあまりしっかりしていない方がよりベターです。
一年中食べられる野菜ですが、旬は4月から8月となります。
そしてサラダでレタスを食べる時は、かけるドレッシングには気を使いましょう。
レタス自体は太らないですが、ドレッシングのカロリーで太るというケースは良く見られるので・・・。
よろしければぜひお気をつけください!
野菜の王様をご紹介します
野菜の王様、その名は・・・・モロヘイヤです!
何が王様なんだですって?
モロヘイヤの語源は、アラビア語の「ムルキーヤ」だそうです。
これは「王様の野菜」という意味だそうです(^^)
なぜそのようなネーミングがされているかと言うと、その昔エジプト王の重い病気を治したといういわれがあるそうです。
ではそんな「王様の野菜」がどれくらい凄い野菜かというと、βーカロテンは、にんじんの1割増・・・これは緑黄色野菜の中ではダントツトップです。
ビタミン12はホウレンソウの約20倍、カルシウムは7倍とビタミンミネラルの宝庫と言えるまさに「王様の野菜」です。
またムチンというネバネバした成分も含んでおり、これは人の身体の呼吸器官や目の粘膜、肝臓の機能サポートに有効だと言われています。
日本に輸入されたのは1980年だと比較的歴史は浅いですが、その栄養の豊富さであっという間に全国区になった野菜です。
保存方法は、湿らせたキッチンペーパーに包み、ビニール袋に入れて野菜室に入れるようにして下さい。