トップスピードの必要性
トップスピードが速ければ、それだけ「足を速く回転させる能力が高い」ということになります。
いわば単純に「足が速い」わけです。
「足が速い」のならば、途中の加速力の足の回転のスピードに有利に働くことはあっても不利に働くということはちょっと考えづらいです。
ほとんどのスポーツは前のページでもご紹介したように「0発進」でダッシュを始めるというシーンも案外少ないはずです。
バスケ、サッカーにおいては何らかの形で歩いていたりジョグしていたり軽くステップを踏んでいたりしながら・・・
要するに「ある程度動きながら」の状態でダッシュを始めることが多いと思われます。
そうなると加速においても「0発進」と言うよりは、「中間加速」と言いましょうか・・・
ある程度勢いがついた状態からさらに加速するというシーンのほうが多いのではないでしょうか?
そういう状態だと加速に必要な筋力・瞬発力もさることながら「足を素早く回転させる能力」も高い方がそれなりに有利であると考えられます。
なので、短距離のダッシュを行うトレーニング「の方が」確かに大事ではあるのですが「それなりに」トップスピードを向上させるようなトレーニングを取り入れるのはあながち「全く無駄である」とは僕は考えていません。
ダッシュの距離設定
そしてもう一つ大事なのは「距離設定」です。
競技で1~20mの距離のダッシュが多いから、その距離を「0発進」でダッシュするトレーニングも確かに大事です。
しかしこの場合「もう少しだけ距離を伸ばしておく」ということも大事です。
ダッシュのトレーニングって大抵、引かれた線から用意ドンでダッシュしませんか?
20mだったらきっちり20mに線が引かれていてそこまで走って、歩いて戻るみたいな・・
例えばバスケなら、バスケットのコートの中でダッシュしたりすると思 います。
これは体育館だとちょっと厳しいですが、外であれば「もう少し長く」ダッシュすることがオススメです。
野球にしても実際にはベースランニングでホームベースから1塁までの塁間きっちりの距離をダッシュしていると思います。しかし
- 後2~3mほど後ろから走り始めてみる
- 2塁まで走るトレーニングを常態化させる
トレーニングもとても大切です。
これは先ほど言ったように「ある程度動いている状態から「再加速」した場合、最初に少し勢いがついている分、「到達するトップスピードが少し高く」なります。
野球で言えば2塁から走って3塁を回ってホームに走る場合、3塁を回っている時点でもう相当なスピードがすでについているわけです。
3ー本塁間のトッブスピードはこの場合3塁からのタッチアップでスタートするような「0発進」の時よりはるかに速いはずです。
こういう領域のスピードトレーニングを普段からおこうなうことによって「勢いがついた状態からスタートした場合のスピード領域の向上」を狙ったトレーニングが可能になります。
ぜひ「普段使用している距離」だけをダッシュするトレーニングばかりを行うのではなく「ほんの少し長い」距離をダッシュされることをお勧めいたします。
短距離ダッシュのトップスピードというのは前述のように概ね36m付近で達成されます。
なのでどんな競技あっても、その競技特有の距離のダッシュ練習の他に別のトレーニングの一環として35mのダッシュトレーニングを取りいれる方がいいと思います。
よろしければ是非ご参考に(^^)
ではでは(^^)
