球技のスピード

感覚とスポーツ!スポーツする人にはめちゃくちゃ大事!

感覚とスポーツ!

スポーツする人には、めちゃくちゃ大事なことかもしれないです!

皆さんこんにちは!

パーソナルトレーナーの野上です。

今日はいつもと少し違う趣旨でお話しようと思います。

いつも何かの研究事例を出したり、どこかのテキストに書いてあることから引用したり、かなり 答えが「カチッ」としたことを書いていますが・・・

今日は答えのない、少し「フワッッ」とした内容のことを珍しく話したいと思います。

そう・・・「フワッ」としているのですが・・・・

多分めちゃくちゃ大事なことかもしれないです!

それは何かと言うと・・・

単純に「動きのキレ」とか「スピードの速さ」とか・・・・

そういうもので測れないことの中にも大事な事がある!というものです。

例えば、これはタイムや飛距離、挙上重量などの数字至上主義のスポーツに関しては当てはまらないです。

こういうスポーツは「数字」が全てなので!

しかし、それ以外のスポーツに関しては、全て全般に言えることかもしれません。

これは、僕の息子のとある一言から「あっ」と気がつかされたものです。

ふと気がついた事

中学生でバスケ部に所属している息子と、とある日に1on1の練習に付き合っていた時でした。

いくら現役とはいえ、まだ中学生です。

パワー、体格はもちろん、瞬発力などフィジカル面ではまだまだ僕にはかないません。

(このおっちゃんインストラクター、普段から筋トレやいろいろなトレーニングしまくりなので・・)

そして、息子のフェイントに対して「もっと速く」とアドバイスした時です。

「いや、パパ、あんまり速いと相手は逆に引っかからないよ?」と・・・・

恥ずかしながら「・・・・あっ・・・」と思いました。

そう、「相手の感覚」は、決して速ければ速いほど引っかかる

・・・・・とは限らないのだと・・・・・

確かに、クリスチャーノロナウドが、高速のフェイントを入れたら大抵の選手は引っかかるでしょう。

しかし、クリロナの相手が小学生や、中学生なら・・・

確かにもちろんたやすく抜けるでしょうが、それは「フェイントにすら気がつかない」で抜かれているかもですよね(^^;

本当にフワッとした表現で申し訳ないのですが、人間の感覚には「真ん中」があり、それより速くても遅くてもダメというポイントがあるはずだと思うのです。

これはもしかしたら的外れな表現かもしれないですが、ダンスに例えて見ます。

みなさんご存知?「マイケルジャクソン」のダンスを見ていた時に昔からいつも不思議に思うことがありました。

それは

どこにいてもマイケルのダンスはわかる」ということ・・・

感覚とスポーツ

モノマネの人のダンスを見ても「どこかマイケル本人のダンスとは違う」のが感覚でわかるということ・・・

例えば本場のアメリカのダンスの一流プロなら、マイケルのダンスを完コピすることなど容易いでしょうし、マイケルよりもキレキレで、より速く踊ることができている人もたくさんいます。

日本でもジャニーズのタレントは、昔からマイケルのダンスを完コピする人はたくさんいますし、十分に上手いのですが・・・・

でも・・・

なぜか「やっぱりかっこいい」と思うのはマイケル本人のダンスなんですよねー・・・

どこか違うなー・・・と、いつも思えてしまう・・・・

今日のこの記事を書こうと思ったのは、実は先週偶然マイケルのダンスをずっとひさひざにYouTubeで見ていた時にふと、先日の息子の発言とリンクして「ああ、こういうことか」と思ったのがきっかけでした。

感覚とスポーツ

つまりマイケルのダンスは「人間の美しいと思うポイントにかなりドンピシャであっている」という点に落ち着くのではないかと、自分で勝手に解釈してしまいました。

速すぎてもダメ・・・・遅すぎてもダメ・・・

さらに言えば動きの「抑揚」も大事!

腕を単純に素早く伸ばす動作一つにしても、一定のスピードで素早く伸ばすのではなく、その中に「緩急」があり、それらの動きが全てが「オリジナル」であり、「人の感覚に訴えかけるポイントの真ん中をついている」・・・・

・・・・そういうことではないかと・・・・

晩年のマイケルはいい歳してましたので、さすがに若手のプロダンサーの方が、あらゆる動きが速いのですが・・・・

・・・でも・・・そこじゃないんだよ・・・・

と思わせてしまうものが往年のマイケルのダンスを見ていて感じるものがあります。

もちろん、人の感覚は様々です。

まあ、マイケルは例えです。人が美しいとか、かっこいいとか思うポイントは様々でしょう。

(今時マイケルかっこいいと感じる若者も少ないかもですし・・・(^^; )

ただ「スター」と言われる人はその動きが人間の感覚の「美しいと感じてもらえる人の公約数が大きい」人たちなの事かも知れません。

そして、ここを向上させるには、バーベルや数々のトレーニングギアやドリルなどではなく・・・

「人」を相手にひたすら場数をこなしてトライ&エラーを繰り返し、何が成功するのか?、何が通用しないのか?の経験値をどんどん上げていくしかないのではと思います。

格闘技・・ダンス・・球技・・・

より速く・・より高く・・より切れがよく・・・

・・・よりスピーディーに・・・より強く・・

もちろんそれらはとても大事な要素ではあります!

しかし・・・・・決してそれらだけではない何か?

ここにも大切なポイントがあると思う今日この頃です。

逆に例えれば、野球のピッチャーがそんなに球速はなくても、緩急を使って、打者の感覚をずらして打ち取る・・・みたいなことでしょうか?

んー・・スポーツは深いなあ・・・

イメージトレーニングも、この「人の感覚のど真ん中」をイメージするとまた違った効果が出てくるかもしれません(^^)

色々書きましたがよろしければご参考にして下さい!!

ではでは!

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