骨盤と膝の痛みの関係
えっと・・・・・骨盤と膝って、かなり離れているけど、なんか関係があるの?
と思われる方も多いと思います。
しかし、これですね・・・・「大あり」なんですよ!(^^)
骨盤の歪み・・・と世間ではよく言われます。
割とキャッチーなので僕もよくこの表現を使いますが、基本的に骨盤はいわば「骨の塊」なので、それ自体が歪むという事はありません。
正確には「骨盤が傾く」が、正しい表現であると思っています。
この「骨盤が傾く」ということと膝に関しては実は密接な関係があります。
まず傾きの代表選手として「骨盤の前傾」と「骨盤の後傾」があります。
骨盤の前傾
骨盤の前傾とは「骨盤の前が下がる」状態です!
骨盤の前が下がるということはどういうことかというと後ろ側は上がるわけです。
すると腰のあたりが過度に反るような形になります。
これが原因で腰痛になる方もいらっしゃいます。
そして骨盤が前傾すると「膝」はどうなるのかというと、・・・・
股関節の屈曲が起こり両膝が内に入ってX脚になりやすくなります!
ハイヒールなどを履いて骨盤の前が下がった状態でもこのようになりやすくなります。
骨盤の後傾
骨盤の後傾とはどういう状態かというと、前傾の反対・・・・
分かりやすく言うと「お尻が落ちた」状態です。
こうなると背中は「猫背」になります。
これが原因での腰痛もあります!
そして骨盤が後傾すると膝はどうなるのかというと、これは前傾の反対の現象が起きます。
つまり膝は0脚になりやすくなるのです。
たけしがよく工事現場の人のコスチュームになることがありますが、あの時の歩き方はわざとこの「骨盤後傾」の歩き方をしますね。
この時に膝は「ガニ股」で歩いています。
お尻が落ちると膝は自然と外を向くようにできているんです。
骨盤が片方だけ上がっている場合
僕もジム内で身体の歪みチェックパーソナルトレーニングを行うときに骨盤をチェックするとかなり骨盤が片方だけ上がっているという方いらっしゃいます。
この時に膝はどうなるのかというと、
- 上がっている側の脚の膝は外側にスウェーしやすくO脚になりやすく、
- 下がっている側の脚の膝は、逆に内側にスウェーしやすくX脚になりやすい
傾向にあります。
またこの骨盤の傾斜は、割と右利きの方は右の骨盤が上がり左が下がりやすい傾向があります。
ただこれは個人の癖も大きく関わってくる部分ではあります。
骨盤の回旋
これは骨盤が右、もしくは左に回旋し「おへその向きが正面にない」状態といえばわかりやすいでしょうか。
こうなると膝はX脚、0脚と言うより、片方の足は出しづらくなり、片方の足は出やすくなります。
そうすると歩行自体が歪み、膝に局所的に負担がかかり、膝を痛めやすくなります。
またこれら「骨盤の前傾」「骨盤の後傾」「骨盤の傾斜」「骨盤の回旋」はそれぞれ単独で起こるのではなく、多くの場合「組み合わさって起こる」のが普通です。
膝が痛い・・・という方いらっしゃると思いますがその原因は膝そのものではなく「骨盤の歪み」が原因である場合も数多くあります。
まず鏡で立っていただき、骨盤の前側にある二つの突起部分を指差しながら鏡で見て、どちらかが極端に上になっていたりしないかチェックしてみましょう。
また身体を横から見て、腰のカーブが手のひら一枚入る程度のカーブにちゃんとなっているかも確認しましょう。
