皆さんこんにちは
パーソナルトレーナーの野上です
今日は「競技パフォーマンスと睡眠についてまとめてみた」と言うテーマでお話ししたいと思います。
ちなみに、睡眠・・・・めっちゃ大事です。
しかし・・・
睡眠が不足していると感じている人はかなりたくさんいると思います!
一般的な話ですがアスリートは1日最低限7〜9時間必要であると言われています。
しかし高負荷トレーニングや試合のストレスからの回復・修復を促すにはより多くの睡眠時間が必要であると考えられています。
特に青少年アスリートが高負荷トレーニングを実施する場合1日最高10時間の睡眠が必要であると唱える学者さんもいます。(Scott)
実際1日4〜6時間のトレーニングを実施するエリートアスリートに関しては特に10時間〜12時間の睡眠が必要であるなんてことも言われるくらいです。
いやー・・・・
そんなに寝れないでしょ・・・
そもそも、そんなに寝ても競技パフォーマンスにそんなに影響与えるの?
そんな風に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか?
また試合前日緊張して眠れなかった(^^;
なんか眠気が取れず、試合でも調子が悪かった(TT)
・・・とか・・・
大事な会議のプレゼンでやっばり緊張して、案の定プレゼンのキレが悪かった・・・
なんていう経験をされた方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
「競技パフォーマンスと睡眠について」
もちろんみなさんも睡眠をとらないといつものパフォーマンスが出にくいだろうな・・
というのは誰でも簡単に想像がつくと思います。
でも、どれくらい落ちるもんなんだろう?
なんて考えたことないですか?
今日は、様々な研究事例を中心にご紹介をしたいと思います。
研究事例その1
毎週習慣的な睡眠をとった4週間と、少なくとも10時間の睡眠をとったグループとを比較した研究があります。
後者ではバスケットボールのパフォーマンスが高まりスプリントタイムが速くなりました。
それはどのくらいかというと・・・
- 15.5±0.54秒 対 16.2秒±0.61秒
- 平均約0.7秒の短縮が見られた
ようです。
さらに反応時間が短縮され「眠気の報告」が減少したそうです。
さらに気分状態のプロフィールの改善とともにシュートの正確性も9%改善されたそうです。
つまりシュートの確率を約1割あげたかったらよく眠れということなんですね。
下手な練習より効果があるかもです。(1割はでかいと思います)
また興味深いのそのアプローチです。
睡眠時間の延長をが達成されたのはトレーニングや勉学のスケジュールによって睡眠時間を操作したのではなかったそうです。
つまり「延長した睡眠時間を中心に勉学とトレーニングスケジュールを変更した結果、睡眠時間の延長に成功した」とのことです。
まずは眠る時間を最優先にし他のスケジュールは後からそれに合わせた方が、より確実な睡眠時間を確保できたそうです。
研究の詳細は以下の通りです
Mahら
- 研究内容
スタンフォード大学のバスケットボール選手11名が、2~4週間通常の睡眠をとった後、5~7週間10時間まで睡眠を伸ばした。
全体の睡眠時間の合計は平均して一人当たり2時間延長
スプリントとシュートの正確性を測定し比較した。
- 結果
睡眠時間延長後はスプリントの回数が増えた(ざっくりですが16.2対5.5)
ハーフコート往復+フルコート往復スプリントのタイムを計ったところ16.2秒から15.5秒に向上した
シュートの正確性も向上した(9%の向上)
3ポイントシュートの精度を測ったところ全体平均15本中10.2本だったのが11.6本に向上した
3ポイントだけでなくフリースローに関しても測定したところ、10本平均7.9本から8.8本へとこれも向上した
次のページからさらに様々な研究事例をご紹介します!
