体幹と股関節は密接に連携している
最後に体幹と股関節の関係について少しお話ししたいと思います。
例えば皆さんイスに座ったとします。
この時脚の付け根は姿勢をよくして、90度に曲げたとしましょう。
この時、感覚的には股関節が付け根から90度に曲がっているイメージを皆さんも持たれていると思います。
しかしこの時に股関節は60度程しか曲がっていないんです。
後の30度は「骨盤が後傾」しています。
また例えば脚を伸ばして座って、皆さんご存知「長座体前屈」という姿勢からの前屈動作でも、脊柱を前に曲げていくのと同時に股関節も稼働しています。
股関節の動きが悪くなると、その分どこかでその動きの悪さをカバーする動きが必要になります。
それがこの場合体幹になるのです。
体幹をいくら必死に鍛えても、股関節の動きが悪かったり、股関節が錆び付いたような状態になっていたら強い体幹も宝の持ち腐れになる可能性があるのです。
ではどのようにしたら股関節が動きやすくなるかというと、まず「大腰筋」をしっかりと鍛えていただく事が大事になります。
これは脊柱から骨盤を通って脚の大腿骨にくっついている唯一の筋肉で、
- 股関節の屈曲時に働く
- 伸展時も脊柱を安定させる
役割があります。
この筋肉を鍛えるには脚を上げる系のエクササイズであるレッグレイズ等が基本エクササイズになります。
また、普段から股関節回りのストレッチをしていただく事も大事です。
こう書くと脚を広げて開脚ストレッチばかりする方がいます。
もちろんそれも大事ですが、この大腰筋に関しては股関節前部と後部のストレッチがかなり大事だったりします。
足を片膝立ちで前後に足を大きく開き、身体を前にスライドしてしっかり股関節前部を伸ばしてあげていただきたいと思います。
また、後部はもちろんお尻とハムストリングスですが、ここが固くてもやはりダメです。
しっかりいろいろストレッチ&筋トレを行い、せっかく鍛えた体幹を充分に有効活用しましょう!
今日はちょっと解剖生理学チックなお話となりましたが、まあたまにはいいのではないでしょうか?(^^)
大事な関節だけど、普段あまり意識しない「股関節」・・・・
よろしければご参考にしてください(^^)
ではでは!(^^)
