シャンプに必要なその他の要件
シャンプに必要な柔軟性
ジャンプの場合ですが・・・Q&Aのやり取りにもあるように「シャンプに必要な柔軟性」くらいは実は誰でも持っています。
椅子に座れないくらい膝と股関節が硬いというのなら別ですが・・・(^^;
大抵の場合、ジャンプに必要な沈み込みというのは、椅子に腰掛けられるくらいの柔軟性があれば十分といえます。
ここでもう一つ大事なのは・・・
あまり身体が柔らかすぎると、この反射のパワーが弱くなることです!
実際のバネも柔らかいバネより、硬いバネを伸ばした方がパワー出ますよね(^^)
筋肉も競技に必要なレベルの柔軟性があれば、あまりそれ以上を求めすぎるのは良くないのです。
筋力について
素早く、いい感じて沈み込む事ができたら、あとはそれを跳ね返す筋力が必要です。
ジャンプ力を上げるために必要なことは、この「ベースの筋力」を鍛えることから始まります
ベースの筋力とは、ジャンプに限って言えば基本は「スクワット」になります。
しかし、スクワットだけやっていてもジャンプ力・・・
とくに滞空時間というものは伸びるものではありません。
僕は「スクワット200kg上がっても高いジャンプができるとは限らない」とよく言います。
えっ?と思われる方もいると思いますが、例えばパワーリフティングで200kg以上スクワットを上げる選手がみんな、跳躍力がすごい・・・
ということはありません。
いやいや、体重が重いからでしょ?
と言われる方いるかもですが、脂肪を極限まで削り、筋肉の塊であるボディビルダーのさらに軽量級の選手が、バレーボールの選手のように高く飛べるか?と言われても、もちろんそんなことはありません。
とあるスクワットの研究では、スクワットの挙上重量とジャンプ力の相関関係は低いというデータがあるくらいです。
スクワットは最初にやるべきトレーニングですが、あくまで「ベース」の筋力を作るためと言う事は頭に入れておきましょう!
「プライオメトリックトレーニング」
そして最後に必要なのは
- 「バネの力」
です。これを養うのが「プライオメトリックトレーニング」と言われるものです
いわゆるジャンプ系トレーニングで、両足、もしくは、片足でいろいろな種類のジャンプをしていただくトレーニングになります。
これらのトレーニングを実施することにより始めてスクワットの筋力をジャンプに活かす事ができます。
種目名としては、
- アンクルホップ(低強度)
- スキップ(低強度)
- スタンディングロングジャンプ(低強度)
- ダブルレッグバーティカルジャンプ(低強度)
- ジャンプツーボックス(低強度)
- ダブルレッグホップ(中強度)
- ダブルアーム交互バウンド(中強度)
- スプリットスクワットジャンプ(中強度)
- ダブルレッグタッグジャンプ(中強度)
- フロントバリアホップ(中強度)
- ジャンプフロムボックス(中強度)
- デブスジャンプ(高強度)
- ラテラルバウンド(高強度)
NSCAテキストブックより
となっております。
特にジャンプ力を強化したい場合は、ある程度の箱から飛び降りてその衝撃を受け止める「ドロップジャンプ」や、着地してそこからジャンプする「デブスジャンプ」と言ったジャンプ系トレーニングが必須となります。
ただし、これらのトレーニングは足に相応の筋力がないと衝撃で足を痛めてしまう可能性のあるトレーニングでもあります。
そのためにもまずスクワットなどで必要な筋力を養って、そこから徐々にその筋力をバネの力が発揮できるようにチューニングしていくようにしましょう(^^)
色々と書きましたが、よろしければぜひご参考にしてください(^^)
ではでは!