「速く走るためには足首は使わない!」
陸上競技でスプリント競技をしているという方はもちろんダッシュの際のトップスピードはとても大事ですが、もちろん陸上競技だけでなく、野球、サッカー、バスケなどダッシュするスポーツは数あります。
めっちゃ速く走ろう!!・・・と思った場合・・・
なんかイメージとしてこんなイメージ持っている人、結構多くないですか?
めっちや速く走ろうとする時に後ろに足を思いっきり強くキックしようとすると思うのですが・・・
(そもそもこれも間違いですが・・・(^^;
その時にできるだけ強く蹴ろうとして、足首も思いっきり伸ばそう!
その方が少しでもストライドが広がって速く走れるんじゃね?
・・・・みたいな・・・・(^^;
はい・・・・間違っているんです(^^;
1991年世界陸上銀メダリストのリロイバレル選手の用具契約メーカーであるアシックスが、同選手の走動作をまとめた報告書の中があります。
(アシックススポーツ工学研究所)
その中で世界のトップアスリートの足首の関節は、比較的固定するように狭い範囲で動いているが、日本の選手、特に女子選手は足首を伸ばす動作が著しいというコメントが見られます。
かのカールルイスは、トップスピードで走行している際、足首はたった20度しか稼働していなかったそうです。
世界のトップスプリンターは、足首の関節は「固めて」「股関節の力を地面に伝達する」ための役割を果たしていると言えます。
それに対して日本人は「足首の伸展力を使おう」とするスプリンターが多いようです。
特に女子選手は足首をフルに伸ばしてしまう傾向が強いそうです。
さらに・・・・
日本人選手の場合、足首だけでなく、膝関節も思いっきり後ろに伸ばしてしまう傾向にあるそうです。
それに対して外国のトップスプリンターは、膝関節も伸ばしきらずに走ります。
いやいやいや・・・!
外国人選手のストライド幅のそれは日本人に比べてめっちゃ広いじゃん!
そんなバカな!・・・と思われるかもですが・・・
本当です!
股関節・膝関節・足首の関節の3つの関節を目一杯伸ばしながら走ればストライドも大きくなり速く走れるでしょ!
足の長い外国人に対抗するにはこれしかないんじゃね?
と多くの方が思われると思います。
確かに「一歩だけ」なら、この方法でもいいんです。
しかしトップスピードで走っている時は「脚の連続回転運動」であるのです。
「脚のターンオーバー」を速くするためには、足首や膝の伸展力を使った走りは、このターンオーバーの動きの観点からは明らかにマイナスです(^^;
ちなみにこの足首を使わないというのは、何も短距離だけではありません。
長距離を走るマラソンでも意識的に足首を使うというより足首を固定させて走る方が、ランニングエコノミー的に優れた走行と言えます。
ランニングエコノミーとは「いかに省エネで走るか」という長距離ランに置ける大事な考え方です。
これ僕はよく「ラン」は「反射」で走るといいますが、脚の伸張反射と関係してくる話になります。

