スピード・アジリティ

「スピードの科学 速く走りたければ「腿を上げる」のも、「後ろに大きく蹴る」のもダメ!」について

2017年1月31日

スピードを科学的に考察

みなさんこんばんは!

今日は、「スピードの科学 速く走りたければ腿を上げるのも、後ろに大きく蹴るのもダメ!」について、というテーマでお届けしたいと思います。

速く走りてえ!!

そんな方・・・・多いですよね(^^)

そのためのドリルとして、腿上げしている方多いと思います。

また、後方へのキック力を強くするためにジャンプ系のドリルをしている方も多いでしょう!

それらのトレーニング自体は問題ないのですが・・・

速く走ろうとした時に、腿を高くあげて大きなストライドで走ろう!・・・とする方いらっしゃいますでしょうか?

意識的には、これは間違っています!

そして、できるだけ強く後方にキックしよう!・・・とする方もいらっしゃるのではないでしょうか?

これも間違っています!

いやいやいや、ボルトの走り見ていると、めっちゃ腿上がってんじゃん!

そんなんじゃ、ストライドが小さくなってちょこちょこした走りになってタイム出るわけないじゃん!

なんて思われる方も多いと思いますが・・・・・

はい、その考えは間違っているんです!

腿は「結果的には上がっている」のかもしれませんが、意識的にはむしろ「身体の真下に踏みつけるように走る」のが正解です。

解説していきましょう!

かの有名なカールルイスのコーチをした、トム・テレツという方が、日本のスプリンターのコーチングクリニックをした時の資料からなのですが・・・

トムテレさんに日本のスブリンターのどこがダメなのか?を尋ねたところ・・

フィジカルが弱い? 筋トレしていないから?

じゃなくて・・・・意外にも「フォームの悪さ」を指摘したそうです。

そして、トム・テレツ氏は「とにかく日本人のスプリンターは「ターンオーバーしていない」ということと、「足を真下に踏みつける重要性」の2点を強調したそうです!

ターンオーバー?・・・・なんですか?それ?・・・ですよね(^^;

ちょっと考えて見てください!

腿を高くあげて、足を前方に振り上げようとすると・・・

つま先も当然ある程度高い位置まで上がってから大きくカープを描いて足を手前に引きながら着地しますよね。

そして、後方へのキックも「足を力強く蹴ってそのまま膝を曲げると、足先は後方に跳ね上がるように大きなカープを描いて」から、膝を曲げてたたまれていきますよね。

そう・・・「大きくカープをしながら」です。

この「大きなカープ」が「無駄」なんです!

ちなみに当時の世界クラスのスプリンターの足にセンサーをつけて、日本人のランナーと比較したら・・・・

世界のトップスプリンター(カールルイスも含まれる)のつま先は「低く」出され、そこから「急にUターン」して着地していることがわかりました。

高く上がっていないんです!

後ろのキックもそうで、つま先は「低く」でたあと「急にUターン」して前方に運ばれていたそうです。

つまり、日本人の足のつま先のカーブ、と足全体の「重心点」のカーブは、横から見ると「円」に近い形をしているのに対して・・・

当時の世界のトップスプリンターは「横に細長い「楕円」」の形をしていたそうです。

この前と後ろの「低く出て急にUターン」させることをターンオーバーと表現していたんですね(^^)

つまり・・・そう、「足が無駄な距離の軌道を描いていない」ことが理想なんです。

IMG_3138.jpg

ちょっと・・というかかなり深いこのテーマ・・・来週もこのテーマで書きたいと思います(^^)

お楽しみに!(^^)

ではでは(^^)

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