実際のQ&Aを紹介します
では実際にこの点について、どんなやりとりがあるのか?を色々とご紹介させていただいきたいと思います。





数年前から拒食症で、途中から水分問題怖くなってしまって、それからは水分を500ml以上取ったり、水分飲もうが、(水分の)多い野菜キャベツを食べるだけで体重が増えてしまいます、
よく水分は1日1.5とか2リットル飲みなさいという人と500でも充分という人がいて、どちらが正しいのでしょうか?

水分の摂取量は食事で1リットルちょっとくらいは補充できるので、純粋な水分補給は1リットルちよっとくらいの補充で大丈夫です(^^)

分かってはいるのですが、今体重が〇〇位で、体組成計で測ると体脂肪率は9%なのですが、1リットル飲むと1キロ増えて、体脂肪率も10%とかになり、体重も体脂肪率もどんどん増えてしまいます。
調べたら、余りに筋力、水分が少ないと、本来は体脂肪率が水分取っただけでは大きく変わらない体脂肪率が正しく測れなくなっているみたいな……
それが正しいかわかりませんが、食事の水分は、多分200mlも取れていないくらいの食事量なので、もしかしたら1リットルでは足りないかもしれませんが。
あと、何度か繰り返し水分補給1リットル以上飲んだ時に、飲み出すと果てしなく飲みたくなって、合計1.5リットル位、夜に1リットル位飲んでしまいます。
もし仮説が正しければ体重は測っても体脂肪率は測らない方がいいのでしょうか?


60%位になれば本来の動きになるでしょうか

ただ、計っていると40%台の人も結構います。水分量は筋肉の量と割と比例するので、多い方が動きは良くなるでしょう(^^)

と言うものでした。
次のページで色々とまとめて説明します!!(^^)
もう一度色々とまとめてご説明します!
まず水分についてですが、これまで色々と書いてきましたが、「水は油にならない」と言うのが基本です!
水・・・ガソリンとかに化学変化させることなんてできないですよね(^^;
そう、糖などのある程度エネルギーがあるもの(糖は1g4kcal)は、色々な過程を経て、脂質(1g9kcal)に変化はできます。
でも水って0Kcalです。0を100万個集めても1にはならないんです。
なんとなく言いたいこと伝わりますでしょうか?
もうほんと「無理」なんですよね(^^;
そんなこと(^^;
なので水を飲んで脂肪がつくなんて「ありえない」です。
ここ誤解されている方が多いのでちょっと強調しておきます!
次に体脂肪「率」ですが、これは常に変化をします。
体重50kgの人が500mlのペットボトルを飲んだだけで、体脂肪率はざっくり1%「下がります」
ん?飲んだ分体重増えるのに、体脂肪率が下がるの?と思われる方もいると思いますが本当です。
体重50kgの人の1%の体重って500gです。ペットポトル飲んだら50.5kgの体重になりますよね?(^^)
でも脂肪の「量」はもちろん変わらないので、「体重に占める」「脂肪の割合」は減るのです。
分母となる体重が増えると、それだけで割合って減っちゃうんですよね(^^;
逆も然りで、よく体組成測定をする前にトイレに行って体重を少しでも軽くしてから測りたがる人いますが、体重が減っていると、体脂肪率に関しては「増える」のです。
また、水分の貯蔵庫は血管と思われている方も多いと思いますが、これ実は「筋肉」が最も水分を貯蔵します。
なので、水分が多いと言うことは筋肉が多いと言うことと直結するので、筋トレをしながら水分をしっかりと取っていくと、筋肉も大きくなりやすく、筋肉が多ければ当然動きも良くなります。
ただ、女性は脂肪が男性よりも多いので、水分量も(正確には水分率)も男性より少なく出るのが一般的です。
水分は「率」で出る測定器が多いのですが、まず50%以上を目指すようにしてもらいたいと思います。
水分を多くするには水分摂取と筋トレが非常に有効です(^^)