皆さんこんにちは!
パーソナルトレーナーの野上です
今回は体重の落ちるペースについてお話ししたいと思います
「体重の落ちる線」の話
現場でよくあるダイエットの質問に「食事も改善したし、運動もしているのに瘦せないんですけど?」という質問を頂く事があります。
もう、まさにインストラクター泣かせの質問です!(TT)
これを言われるとどうにもならなくなっちゃうインストラクターも少なくありません(^^;
なかには「そのうち結果がでてきますのでもう少し様子を見て下さい」と簡単な一言でその場をなんと!かしのぐ事しか考えてない指導員もいるでしょう。
しかしせめてもう少しだけお客様が納得してもらえる説明をしてもらいたいと思うのですが・・・。
僕がこの質問を頂いた場合にいくつかの引き出しを持っているのですがその一つに「体重の落ちる線」の話をすることがあります。
どういう話かというと「人間の身体の変化の線は一直線には決してならない」という事です。
つまり、例えば身長は0才~20歳まで毎年一定のスピードで伸びていくのでしょうか?
違いますよね?
スポーツでは練習すればする程タイムって機械的に一直線に伸びていきますでしょうか?
違いますよね?
身長は、幼少期と、中学生の頃にぐっと伸びますよね。
世界記録はある時いきなりでませんか?
普通、練習しても練習してもタイムは伸びないのに、ある時いきなりぐっとタイムが縮む時ってありますよね?
そう!!! 人間の身体はある時いきなり変化する物なんです。
毎日見ている顔でも、ある時急に「老けた?」見たいな時期ってありますよね。
ダイエットに取り組んでも身体の変化はやったらやっただけ機械的に一直線に変化が表れる機械のような人なんてほとんどいません。
大概余り変化がない時が続いたと思ったら、ある時いきなり減る時期も来るのです。
身体が変化に対して「今を維持しよう」とする反応を専門用語で「ホメオスタシス」といいます。
これは誰にでもある当たり前の反応なんです。
しかし、これは無限にその状態がつづくなんて事もありません。
そのブレークスルーされるポイントは人によって全く違うというのが正直な所です。
もちろん僕は「超」突き詰めていけば、ある一定期間の範囲であれば、これくらいの時期にこれくらいの範囲の脂肪になっているはずという計算は高い精度で出来るのですが・・・・
流石に個人差というのも馬鹿には出来ません(^^;
タイトルにも書いたように、脂肪の落ちていくのを線で記録していくと、その線を遠目からみると大概、落ちない期間と落ちる時期が交互に来てまるで階段を書いているようになるケースが多いです。
なので、いま体重が落ちないと思っている方も「ちゃんとやっていれぱ」必ず落ちる時期が来ますのでぜひチャレンジは継続して下さい!
といつもこのようなご質問が来た場合に僕は答えています(^^)