皆さんこんにちは
パーソナルトレーナーの野上です
今日は「年取ったらスピードは なぜ落ちるのか?」というテーマでお届けしたいと思います。
よく言いませんか?
スピードは年齢とともに落ちる・・と・・・
実際、純粋な「力」というのは、あまり加齢と共に落ちる割合が少ないんです。
体力テストの項目でも「握力」というのは加齢とともに落ちる割合がとても少ない項目の一つになります。
逆に最も落ちるのが「閉眼片足立ち」とかの平衡感覚系だったりするんですよね・・・・
ボディビルでもパワーリフティングでも30代、40代で活躍する選手はたくさんいます。
ベンチブレスの記録などは、30代、40代で自己ベストを記録するのがむしろ「普通」といっても過言ではありません。
トレーニングを継続している・・ということがもちろん前提ですが・・・
しかし、これがこと「スピード」になると、加齢とともに落ちるイメージが強いですよね。
オリンビックで3度金メダルを取っている、皆さんご存知ボルト選手も最後のオリンピックで記録を更新できなかった時に「もう年かな」とスピードの衰えを実感したそうですが・・・
サッカー選手も年齢とともにスピードが落ちるイメージあります・・
しかしこれは本当なのでしようか?
歳をとると本当にスピードが落ちるのか?
実はこれちゃんと研究をしたものがあるのです。
東京大学教授の石井直方先生の研究によると、1000人以上の高齢者を対象に調べた結果「筋肉にかかる負荷がゼロ」という条件のもとで測定すると・・・・
「筋繊維一本一本ずつの最大速度は全く変わらなかった」そうです!
えーっと・・・・じゃあ、動作のスピード、例えば走る速度とかが落ちるのはどう言ったわけなの?と思われると思います。
先ほど筋力は「あまり」落ちないと書きましたが、それでも落ちることは落ちます。
ここが関係しているんです。
まず筋肉が一番落ちやすいのはどこか?ですが、これは・・・・
太もももの前・・「大腿四頭筋」になります。
ここは25歳〜30歳をピークに筋肉は1年に「1%」ずつ落ちていきます。
緩やかですね・・・・1% ・・・・
でも30歳から80歳のでの50年間落ち続けるとなんと合計50%ダウン!!
80歳の時には太ももの筋肉は半分になる計算になります!
そして特に動作スピードに強く影響を与える「速筋線維」は、40歳頃を境に急に減っていきます。
つまり筋繊維一本一本の収縮スピードは変わらなくても、収縮速度が速く、力も大きい速筋繊維自体の数が少なくなっていく・・・・
また先ほどの筋繊維の収縮スピードはあくまで「負荷が0」の場合の比較です。
体重や道具の重さが入ると、その「重り」を素早く動かすのに必要な筋肉の「量」が足りなくなるので、動作スピードが遅くなっていくという寸法になるのです。
また先ほど「25歳〜30歳をピークに筋肉は1年に「1%」ずつ落ちていきます」と書きましたが、トップレベルのプレーヤーにとっては、この「年1%」が命取りになってきます。
紙一重でせめぎ合っている世界では、1%は大きくのしかかってくる数字です。
スピードを落とさないためには何が必要か?
もう分かりますよね・・・・そう「筋トレ」です。
よく「筋トレをするとスピードが落ちる」なんていう方、未だにいますが全く逆なんです。
高重量の筋トレをすると、速筋繊維が刺激され筋量は増えます。
最近のスポーツ選手は、20代前半と後半、もしくは30代になるにつれどんどん身体が「筋骨隆々」になっていく選手多いですよね。
昔の映像を見ると「細っ!」とびっくりすることも多いと思います。
みんなプレースピードを維持、もしくは少しでも向上させようと、筋トレによって筋肉を作っているのがよくわかります。
スピードは筋肉「だけ」つけてもダメな側面はありますが「筋肉がなくなくってスピードが向上する」なんてケースはまずないと思ったほうがいいと思います。
筋トレによって筋肉をつけ、その筋肉を「素早く動ける」ようにチューンナップして初めてスピードは維持&向上いたします。
ぜひ、皆さんも「スピードアップのために筋トレ」をぜひ頑張ってみてはいかがでしょうか?(^^)
よろしければご参考にして下さい!!
ではでは!
