とある実験があります。
多裂筋に対しての筋電図をつけた実験で
- 事前に1kgの重さですと知らされて1kgを持つ
- 事前に4kgの重さを持つと知らされて4kgを持つ
という実験をした場合、両方とも重りを持つ「ちょっと前」にグッと多裂筋の出力が上がるカーブをグラフが描くそうです。
脊柱の奥の方なんて力をどうやって入れていいかわからない方がほとんどだと思いますが、自然と重りに対して体が準備を整えるようになっていると言えます。
しかし、ここで1Kgと事前に知らされて4kgの重りを持った場合なんですが・・・・
事前の多裂筋の筋肉の出力の上がり方は事前に1kgと知らされて1kgを持つのと同じカーブを描きます。
・・・・まあ当たり前ですよね(^^;
しかし、持ってみたら4kgだった場合、その後の出力のカーブは急上昇してどんどん上がっていきます。
つまり、一度上げた後に「予測した重さじゃない」となると、時間差で出力を上げ、重さに耐えようとするのです。
この予想外の負荷がかかった時に機能不全&腰痛になる可能性が高くなります。
でも背骨に近い筋肉なんてどうやって鍛えるの?なんて思われる方もいると思います。
もちろん、そんな「インナーマッスルだけ」を鍛えることはできません。
よくインナーマッスルが大事だからと、「それだけ」をやろうとする方がいらっしゃいますが、あえてそんなトレーニング「だけ」をやる必要はありません。
大抵の筋トレの動作は、インナーマッスルもアウターマッスルも同時に使用しています。
なので、特殊な体幹トレーニングを行うのではなく、一般的な体幹トレーニングを「複数種目」行えば、体幹強化にはほぼ十分と言えます。
今回は正面から見た、左右方向への働きですが、もちろん前後方向への腰への負荷のかかり方にも体幹のインナーマッスルは多く作用いたします。
そのために「複数の種目」を行い、いろいろな方向へ対処できる体幹の力を養う必要があるのです。
ぜひ、普通の腹筋ばかりしている方は、脇腹のエクササイズ、腰周辺の筋肉のエクササイズなど多面的にトレーニングして腰を守るようにしましょう(^^)
多裂筋を機能させるストレッチ
この意識しづらい多裂筋を機能させるには、四つん這いになっていただき、背中を丸めたり、反らしたりするストレッチが基本です。
それぞれ5秒ずつキープするようにしましょう。
これを連続して繰り返していきます
10回を目安に行いましょう!
背中を丸めるときは背骨の一つ一つが綺麗なカープを描いて、橋(ブリッジ)のようになるようにイメージします。
背中をそらす時も背筋が綺麗なカーブを描くように行い、どこか1点で「パキッ」と折れたカーブにならないように注意してください。
腰椎・脊椎がこのエクササイズで美しくカーブを描ければ、多裂筋の機能性がアップしていきます(^^)
色々書きましたが、よろしければご参考に(^^)
ではでは!
