最後に・・ちょいちょいディスられたつぶやきについて
普段僕のように情報発信などをしていると色々なことに出くわします(^^;
そしてもちろんこのような世の中ですから、ディスられることも珍しくはありません。
その中で今まで一番ディスられたのがこのような呟きでした。
「野菜の1日推奨摂取量は350gです。 ブロツコリーやトマト等、重量のある野菜で稼いでいきましょう(^^)」
です。
これに対して、いろいろな方から
- 「は????」
- 「こんな奴が指導の現場にいるなんて世も末だ」
- 「もっとも勉強してくれと言ったら切れるんだろうな」
- 「間違いない・・ていうか、フォロワー数にモノ言わせて恫喝してきますよきっとw」
いやあ、ちょっと見ただけで散々ですねえ(^^;
こそこそとディスるつもりがうっかり(わざと?)リプライしてしまい、なんだろ?と思ってちょっと見るだけでもまあ出てくること出てくること・・・・(^^;
きっと他のつぶやきもいろいろと言われてんだろうなあと思いますが・・・(^^;
まあ、こういう方達を特に相手をするつもりなんて全くないんです。
声に出す人というのは、実は全体のほんの1部なものです。
しかし同じように違和感を持たれている方が声に出していないだけで、もしかしたら他にもたくさんいるかもしれないので、ちょっと補足をしてみようと思いました。
おそらくこのような感想を持たれている方は、普段の食事の管理が素晴らしい方たちなのでしょう。
もしくは理想が高い、意識高い系という方達でしょうか?
栄養は普段の食事で十分にまかなえ、ビタミン類もいろいろな野菜の栄養素を熟知していて、食卓に上る野菜の栄養バランスも完璧なのでしょうね・・・
羨ましいです(^^;
ちなみにこのつぶやきは、健康運動指導士の栄養セミナーの大学病院の先生がおっしゃっていたのをそのまま引用したものです。
僕は健康運動指導士という資格も持っていて(最近パーソナルトレーナーと銘打っていますが)、この資格は厚生労働省が進めている「特定保健指導」と深く関わりを持つ資格です。
特定保健指導とは要するに国が進めている「メタボリック対策」を、市内の保健センターの保健士さんたちとタッグを組んで推し進めていくものです。
保健センターからくるこの特定保健指導の対象者への指導を僕はもう何百人も対応してきました。
フィットネスクラブの簡単なアンケートと違い、こういう方達は保健センターの栄養士さんや保健士さんとの細かいやりとりやアンケートに答えジムにやってまいります。
そのアンケートを見て僕が運動指導をするのですが、アンケートによく書かれていることがあります。
それが・・・・「野菜を食べる」・・・
これがなんと「目標」として書かれていることがよくあるんです。
KAGOMEのHPから引用すると「約7割の女性が野菜を十分に食べていないと回答!また「十分に野菜を食べている」と考えている女性の半数近くが野菜不足!」という結果が出ているそうです。
クラブ内の身内でも、もう何百人もの若いアルバイトスタッフのお昼ご飯を見てきましたがカップ麺率の高さには驚くばかりです。
メタボリック対象者のように、普段の食生活が乱れている方にとって350gの野菜というのは、葉野菜などでは温野菜にしたとしてもかなりハードルが高いものになります。
大学病院や医療現場での栄養師さんや保健士さんは重度の食生活の偏りがある方を多数対象にしていらっしゃると思います。
僕も食生活に問題がある方に対して多数指導をしてきました。
そういう「現場」を知っている人間にとって350gの野菜を一般の方や食生活に問題のある方たちに推奨するとなると・・・・・
上記のつぶやきに集約されるのです。
あとは「温野菜」にして量を稼いでいきましょう」くらいなものでしょうか。
この野菜はこういう栄養があって、この野菜にはこういう栄養があって、これとこれをバランス良く、調理方法はこうで・・・・・
という以前の問題です。
まず口にしていただく・・・まずは量を稼いでいただくことから始めなければならないケースが現場では数多くあります。
まずは歩いていただく・・・・まずは座ってばかりいないで少し部屋の中で移動していただく・・
そういうところから始めなければならない方もたくさんいらっしゃいます。
トレーニングはその人に合わせた負荷をいかに処方するかがキーポイントです。
誰もかれもが理想的なトレーニングから始められるわけではありません。
食生活もしかりです。
なのでいかにディスられようが、僕はまた定期的に先ほどのつぶやきをつぶやいていくでしょう(^^)
日頃、野菜不足だと感じている多数の方々へ、ちょっと補足を入れてもう一度!
「野菜の1日推奨摂取量は350gです。 ブロツコリーやトマト等、重量のある野菜で「まずは」稼いでいきましょう(^^)」
そして繰り返しになりますが単一の野菜ばかりをとってばかりでいいというわけではありません。
野菜を口にする習慣がついたら色々なバリエーションの野菜を口にするようにしましょう(^^)
今回は野菜の効果について色々とご紹介させていただきました。
ぜひ旬の野菜を食べて健康な身体を作っていきましょう!
よろしければご参考にしてください!
ではでは!!!!
