スポーツの為の体幹トレーニング

体幹を鍛えたらパフォーマンスは本当にあがるのか?

トレーニングで筋肥大する方法

体幹鍛えたらスポーツパフォーマンスは本当にあがるのか?

皆さんこんにちは

パーソナルトレーナーの野上です

今日は「体幹鍛えたらスポーツパフォーマンスは本当にあがるのか?」と言うテーマでお届けしたいと思います。

サッカーの長友選手の体幹トレーニング本が世に発表されてから、スポーツの世界はまさに体幹トレーニング全盛の時代を迎えました。

スポーツ競技のパフォーマンスをあげるには体幹トレーニングは必須である!

現代のスポーツトレーニングで体幹トレーニングをやっていないやつはアホだ!

と言う位の勢いではないでしょうか(^^;

でも・・・・本当にそうなの?

絶対自信をもって言いきれる?

何を根拠にスポーツパフォーマンスが上がるって言っているんですか?

など意地の悪い質問をしても、ちょっとそれらの本を見て勉強した事のあるアスリートなら、

  • 体幹を鍛えると下半身が発揮した床からパワーを上半身に伝えやすくなる
  • 体幹を鍛えると軸がぶれなくなる
  • 腹圧が高くなるので、よりパワーが出る

と言うような説明をする方も多いと思います。

えっ?そんなの当たり前・・・効果が出るに決まっているんじゃないの?・・・

と思われる方がほとんどですよね(^^;

またパーソナルトレーナーにわりと多くいるパターンが「体幹トレーニングをメインにパーソナルトレーニングを行う」トレーナーです。

ジム内でもいませんか? 「あなたは「コア」が弱いです。体幹が強くなればあなたのスポーツパフォーマンスが必ず上がります」・・・

とかいって30分のセッションしかないのにコア中心にトレーニングさせるようなパターンのトレーナー・・・・

体幹を鍛えれば「下半身のパフォーマンスが上半身に伝わりやすくなる」とか「床反力を使いやすくなる」とか・・・・

専門書になるとモビリティやらスタビリティやらいろいろな言葉がでてきて体幹トレーニングの有効性を示すことがほとんどです。

実際それらの事は正に正論です!

全くその通りだと思います。

・・・・しかし・・・・

それらはすべて「机上の空論」とまでは言わないですが、あくまでも「理論」の話です。

「現実的にはどうなのか?」

と言う所が最も大事なポイントだと思うのです。

これをですね・・・・やっばり世界中で研究している方が沢山いるんです(^^)

ランニング

まず体幹トレーニングをするといかにも効果がありそうな「ランニング」についてです。

Stantonらの研究で高校生アスリートを対象に6週間のバランスボールを用いた体幹トレーニングがランニングにどのような影響をもたらすのかを研究しました。

6週間のトレーニングの後、

  • 実験をしたグループの体幹の安定性は有意に向上した

そうです。

ちなみに体幹トレーニングをしなかったグループの体幹の安定性に向上は見られなかったそうです。(あたりまえですね(^^; )

その結果・・・

  • 最大酸素摂取量
  • 60・70・80・90%負荷での酸素摂取量
  • 垂直方向における平均体幹角度

において・・・・

  • 何の関連性も見られなかった

そうです(^^;

もし仮に体幹が強くなった事によって軸が安定し、結果「楽に走れる」ようになる筈であればこれらの数字にいい影響が出るはずなのです。

しかし結果としては「何の関係もなかった」と言う結果が出ているようです。

別の研究もご紹介すると、

Sato&Mokhaの研究では週に4回、6週間に渡りコアトレーニングを実施しレクリェーションレベルのランナーを研究した所・・・

  • コアトレーニング実施後に床反力あるいは下半身の安定性において有意な影響を与えなかった

そうです。

床反力を有効に使う、軸を安定させる・・・

んー、体幹トレーニング信者にとっては耳の痛い結果が出ていますね(^^;

自転車競技

Abiらの研究によると自転車競技選手を対象に体幹の安定生、サイクリング技術、ペダルへの力の伝達の関連性を調査しました。

この結果、

  • 膝と足の関節以外からの動作は増加した

そうです。しかし、

  • サイクリングのパフォーマンスには変化は見られなかった

そうです(^^:

ボート選手

Teaらの研究によると34名のボート選手に8週間のコアトレーニングを実施したそうです。

この場合二つのグループ(コアトレをしたグループとそうでないグループ)とも競技そのもののトレーニングはしていました。

そのためからか

  • 8週間後のコアパフォーマンスはコアトレをしたグループとそうでないグリープも両方パフォーマンスは上がった

そうです。こういうところが研究の成果を今ひとつ曖昧にする要因になるのですが人がやっている以上いたしかたない部分ですf^_^;

そして両群とも

  • 「腹部疲労テスト」では改善が見られなかった

そうです。そして、この場合のパフォーマンスのテストは、

  • 垂直飛び
  • 幅跳び
  • シャトルラン
  • 40mスプリント
  • メディスンボールスロー
  • 2000m漕艇テスト

と、無酸素運動を中心とした幅広いテストが行われました。

この結果・・・・・・・

  • いかなるテストにおいてもなんの向上も見られなかった

そうですf^_^;

ただしこれらはあまり悲観するような事だとは思っていません。

というか、むしろそうだろうなと思います。

なぜならこういう選手たちは普段から激しいトレーニングを積んでいるわけです。

そこから二ヶ月くらいちょっと新しいトレーニングを入れたからと言って、そんな短期間に目に見えてそれらの項目のパフォーマンスが劇的に上がる・・・・

そんな美味しい話があるわけないのがむしろ普通です。

関連YouTube動画 体幹トレはランニングには役立たない? について

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