筋力トレーニング

「空中動作」で必要な筋肉!

ジャンプに関するカテゴリ

皆さんこんにちは

パーソナルトレーナーの野上です

今回は皆様との質疑応答を詳しく解説していこうと思います(^^)

今日ご紹介するのはこんなやり取りでした。

質問
バレーボールのスパイクでボールを叩いたときに、ボールに力負けするような感じで力が入らず勢いがありません。

どこの筋肉を鍛えればよいか教えてください!

野上鉄夫
一応フォームはいいと言われるので、体の使い方に問題はないはずなので、筋肉次第だと思うのですが…

肩周りと腕の筋肉全般です!(^^)

というものでした。

今日はこのやり取りをもう少し深くご説明しようと思います。

回転スピードを上げる場合は一定の筋肉の出力の手順があります。

それは

  • 地面を蹴る&重心移動→骨盤の回転→体幹の回転→胸郭の回転→肩肘へ

という力の伝達の順番になります。

この力の伝達にはそれぞれの箇所で筋肉が「伸張反射」という反射の手助けを使いつつ徐々に先端に向かってスピードアップをして行なわれていくものです。

しかし、この方だけでなく最近よく頂くのが「空中での回転を上げるにはどうすればいいですか?」という、特にバレーボール系の方から多くご質問を頂く様になりました。

空中では

空中では最初の起点である「地面を蹴る」という動作がすでに出来ません!

こうなると上記の一連の伝達(うねり運動)そのものがある意味で出来ないとも言えます。

そこでまず空中での動きのキーポイントとなるのは「双対の動き」(角運動量の内部保存)というものです。
(以下、双対の動きで表記します)

これは、どこかを動かす時に、その反対方向に身体の部分を動かしてスピードを上げたりバランスをとったりする運動の事です。

例えばですが一番ポピュラーな動きは、走る時に手を後ろに引く時に、その「同じ側の脚を前に出す」動作です。

上半身と下半身の動く方向は体幹の辺りを境に真逆の方向にお互い回転し合うのが普通ですよね。

これを空中に置き換えるのですが、正直、回転する方向では上手くこれを使うのはとても難しいと思います。

空中での滞空時間というのは、ほぼ一瞬の出来事です。

また空中での骨盤や体幹の回転は、滞空中はほとんど回転方向(水平方向)には「双対の動き」は見られない事がふつうです。

YouTubeなどで、バレーボールスパイクスーパースローなどで検索するとスパイクシーンのスーパースロー映像が沢山出てきます。

それらをみていても「双対の動き」の動作は水平回転方向にはほとんど見受けられない事がわかると思います。

そう・・・水平回転方向には・・・です。

これ「縦方向」にはメチャクチャ利用されています!(^^)


つまり、上半身を前に倒しながらスパイクを打つ時に、おへそから下の下半身(特に脚の最も遠い先端部分を上手く使う選手が多い)も同時に前方向に動かしながらスパイクを打つのです。

そして、力強いスパイクを打てる選手程、ジャンプした後に脚をすぐに後方に引きます。

上半身は上空のボールを見ているので、この「エビ反り具合」が強烈な選手ほど力強いスパイクを打てる傾向にあります。

これは、縦方向の「双対の動き」を出来るだけダイナミックにかつ有効に使う為です。

体幹の役目

そして、今日最も言いたいのは、この時の「エンジン」です。

この時にエンジン役を担っているのは「体幹」です!

体幹部分の収縮にともなう強烈な屈曲運動が、この空中動作のエンジンになっています!

ただし、体幹というのは脚ほど大きなパワーを発揮する事ができません。

そこで最後の伝達部分である肩周りの筋肉でのバワーの補助が必要となる訳です。

このご質問された方も「フォームはいい」と言う事でしたので、踏切時の身体のエビ反りの体勢は上手く行っているのであろうと推察し(体幹のバワーは充分に発揮されている)ました。

後はそこから先の伝達部分のパワー不足ではないかと推測した次第です。

バスケット等に代表される空中動作の場合も、脚に関してはジャンプしてしまったらあとはもう空中では踏ん張りが利かなくなりますので、体幹を中心に「双対の動き」を上手く利用しながら上半身を動かしていくしかなくなります。

なので、空中でさらにいろいろな動作をされる方はジャンプ力向上のトレーニングをしつつも、体幹トレーニング及びその先の伝達部分のパワーが重要になるケースがあります。

ジャンプ動作の多いスポーツをしている選手はそういった部分のトレーニングを怠らないようにしましょう!

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