「より伸ばす為のコツ」を紹介します!
「二関節筋」
筋肉というものは、必ずといっていい程どこかの関節をまたいで、その先にある骨に付着しいます。
そして関節をまたいでいる骨同士を、筋肉を収縮させて、関節を軸にして引き寄せるという構図になっています。
で、たまに筋肉が二つの関節をまたいでいるケースがあるんです。
例えばふくらはぎの腓腹筋が代表的です。
この筋肉は足首の関節と膝の関節の二つの関節をまたいでいます。
これとストレッチがどう関係するか?です。
腓腹筋のストレッチをしようと足首はめっちゃアキレス腱を伸ばすようにつま先をすねの方に曲げてふくらはぎを伸ばしているとしましょう。
この時に膝関節が曲がっていると、そちらサイドでゆるみが発生してしまい腓腹筋がうまくストレッチされなかったりします。
こういう二関節筋を伸ばしたいときは一つの関節だけをロックするのではなく、またいでいる二つの関節ともロックする必要があるんです。
主な二関節筋と関節をご紹介しておきますので、ぜひご自身のストレッチにお役立て下さい!
- 上腕二頭筋 (肘関節と肩関節)
- 上腕三頭筋 (肘関節と肩関節)
- 大腿二頭筋長頭(坐骨結節と腓骨頭)
- 半膜様筋(坐骨結節と脛骨内側顆)
- 半腱様筋(坐骨結節と脛骨上部の内側面)
- 腓腹筋 (膝関節と踵骨隆起)
- 大腿直筋 (股関節と膝関節)
「基部を固定する」
筋肉というものには「起始」と「停止」というものがあり、簡単にいえば筋肉の端と端が骨に付着している片方を「起始」、片方を「停止」と呼ぶんです。
ストレッチとは、まさにこの「起始」と「停止」の2箇所を伸ばす作業になります。
そしてストレッチを行なう体勢、姿勢や、伸ばしたい筋肉の場所によって「起始」と「停止」のどちらかが基点となってもう片方を伸ばすという構図になります。
そして、その片方をいくら伸ばした所で、基点が同じ方向に動いてしまっては筋肉の長さは充分に伸ばされない事になってしまいます。
例えば体幹をひねるストレッチで脇腹の腹斜筋を伸ばしたい場合、上体をいくら頑張ってひねっても、骨盤が同じ方向に回ってしまっては腹斜筋は充分に伸ばされる事はありません。
またひねるのではなく、横に身体をまげて体側を伸ばすストレッチもやはり基盤となる骨盤が同じ方向に傾いてしまっては、体側は充分に伸ばされない事になってしまうでしょう。
体幹回りのストレッチは主に上半身を前屈、後屈、側屈、回旋といろいろな方向にストレッチ出来ます。
これの基盤は全て「骨盤」です。
骨盤がストレッチをする時にちゃんと「固定」されていなければストレッチの効果は充分に発揮されないでしょう。
もちろん体幹だけではなく、この原則は全ての静的ストレッチに通ずるものです。
肩を中心に行なうストレッチや股関節を中心に行なうストレッチも、その基盤となる箇所をしっかりと固定させながら行なう事はとても大事です。
しっかりとそのストレッチは何処の筋肉を伸ばすストレッチなのかを意識し、ストレッチで伸ばされる筋肉の基盤をちゃんと意識して固定してストレッチを行なうようにしましょう!
「テコの原理を使う」
ストレッチで筋肉を伸ばすという事は、筋肉のみならず、どこかの「骨」も動かしています。
この骨を動かす時・・・・というより「骨」を押したり、引いたりして骨に付着している筋肉を伸ばすのがストレッチです。
この骨を押したり引いたりしている時のコツとして「テコの原理」をうまく使うというポイントがあるんです。
つまり、押したり引いたりしているポイントを出来るだけその中心から遠ざけた所で行っていただくと、同じ力で押したり引いたりしても、テコの原理で非常に効率的に力を伝達させて筋肉を伸ばしてあげる事が出来ます!
例えば膝を曲げるストレッチでも、持つ場所が足首の場合と、出来るだけつま先の方を持つ場合とでは同じ力をかけてもつま先の方を持った方がより大腿四頭筋は伸ばされます。
肘を持って胸に引くストレッチも、引くときのポイントを肩に近い方を持つのか肘に近い方を持つのかで違いが出ます。
この時の注意ポイントとして、遠くを持つのはいいのですが、関節をまたいで遠くにしてしまうと、関節が曲がってしまう事が多くストレッチに支障が出る場合があります。
例えば今の肘を持つ場合でも、肘を持っていればいいのですが、これが遠すぎで前腕をもってしまうと肘の関節が曲がってしまいかえって肩のストレッチにはならないというケースが考えられます!
そういった注意ポイントを抑えながら、・・でもテコの原理を上手く使いながらストレッチを行うようにしてみて下さい!
色々とストレッチの注意点を挙げましたがよろしければご参考にしてくださいね(^^)
ではでは!
