姿勢・身体の歪み

「手の甲」と猫脊の関係

水分補給

皆さんこんにちは

パーソナルトレーナーの野上です

今日は「手の甲」というテーマでお話していこうと思います。

僕はアラインボードとファンクショナルムーブメントシステムというものを使って、お客様の身体のゆがみをiPadでチェックし改善トレーニングプログラムを組むというサービスを行っています。

そのチェック項目の一つに、「手の甲の向き」というものがあります。

手の甲の向き

この時にチェックするポイントは、立っていただいた時に手の甲が「横をむいているか?」というものです。

これが横を向いていればOKです。

しかし横ではなく「前」を向いているとダメということになります。

IMG_4844.jpg

なぜ前を向いたらダメなのかというと、手の甲が前を向いているということは肩や肩甲骨が前に、さらに内向きに出ているということで、簡単に言えば「猫背」になっているからです。

そしてこのゆがみチェックパーソナルトレーニングをしていて新たに気がついたのは「片方だけ手の甲が前にでている」という方が結構多いということです。

確かに人間の身体は基本的に左右非対称で、右と左が同じように歪むなんてことも基本ありません。

したがって「片方だけ前を向く」と言うことも実はよくあるケースなのです。

猫背の原因の基本

猫背の原因のひとつとしてあるのは、長時間のパソコン作業、家事、前かがみの軽作業、読書などで、肩甲骨同士が開いた状態を長時間つづける事です。

それが積もり積もって肩甲骨がひろがった状態で筋肉が固まってしまうのです。

改善策として肩甲骨同士を寄せる筋肉である「菱形筋」という聞きなれない筋肉をトレーニングすることが挙げられます。

マシンでいえばシーテッドローイング、バーベルやダンベルでいえばベントオーバーローイングが基本種目になります。

もう一つは、胸の筋肉を伸ばす方向にストレッチしていただくことと、背中の筋肉を寄せる方向にストレッチしてあげることです。

代表的なのは後ろで手を組んで、組んだ手を上げていきながら胸を張るストレッチです。

そして、本題である「片方だけ手の甲が前にでている」という状態ですが、原因として考えられるのは「片手だけ前にしている時間が長い」という可能性が高いです

例えばスマホを片手で見る時間が、もう片方の手と比べてはるかに長いというのがその代表的な例ではないでしょうか?

これはむしろ生活習慣としては自然というか、やはり利き腕を前にして長時間作業するのは当たり前です。

(ただしゆがみチェックしていると利き腕ではない方の手の甲が前を向いている方もけっこういる)

この片方だけ手の甲が前を向いている場合の対処ですが、筋トレとしては片方だけトレーニングする・・・

というよりは、菱形筋は「両方の肩甲骨同士を寄せている」ので、片方だけでトレーニングするより、両手でそのままトレーニングしていただく方がいいと僕は思います。

ストレッチに関しても基本両方の胸や背中を行っていただいたほうがよく、柔軟性が高まっていくに従って徐々に解消されていくことが望ましいのです。

気になる方は先ほどのストレッチの他に、手の甲が前を向いている方だけ、壁に対して、肩の高さあたりに手をついて、ついている手と逆の方向に身体をひねって、胸をぐっと伸ばすストレッチをしていただくといいと思います。

鏡で自分の身体をチェックし、片方の手の甲だけ前を向いているという方は、よろしければご参考にしてみてください!

次のページでは猫脊対策の代表である「ポールストレッチ」について、色々とご紹介したいと思います。

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