皆さんこんにちは
パーソナルトレーナーの野上です
今日ご紹介するのはこのようなやりとりです(^^)

いきなりのご連絡すみません。
今大学野球をやっていて引退後に母校のコーチをやるんですがそこで質問なんですが、高校生なので夏の大会を乗り切れる体力とパフォーマンスを上げるために筋力をつけなければいけないです。
高校野球はやはり消費カロリーが多いなかでランメニューが多いという理由でなかなか体が大きくなりきれない選手も多いです。
僕自身高校まではガリガリだったんですが大学に入り、ランニングメニューが高校に比べ少し量が減りウエイト中心になったおかげで身体が大きくなりました。
サプリや食事の摂取方法も変えたのもひとつの理由なのですが。
この冬の高校生はどういう感じで体力をつけるメニュー、筋肥大させるメニューと組み合わせたらいいでしょうか?



完全に分けるというより「配分を変える」という感じです(^^)

その配分の交代はどれくらいの周期がいいですか?
今は最初の一月で土台を作ってそこから2週間ずつで配分を変えようと思っているのですが。

通常はもっと期間長く3か月ごとくらいに変えるのが一般的です。
2週間じゃ能力そんなに伸びないですよ(^^;

わかりました!
参考になります^_^ ありがとうございましたm(_ _)m
また色々教えてください^ ^
というものでした(^^)
スポーツと体力
まず最初の質問でも色々な大切な部分が出てきました。
「体力」というキーワードです。
これとても曖昧な表現だと思いませんか?
体力・・・・風邪をひかないで毎日元気に職場に行けていれば、もちろん病気がちな人より体力があると言えますよね?
通常「体力」というのは
- 行動体力
- 防衛体力
というものに分かれます。
- マラソンを走れるような体力を行動体力、
- 病気になりにくいことを防衛体力
と言います。
そして行動体力は大まかですが「持久力に優れている場合」に体力があると言われることが多いように思います。
このご質問の場合の高校野球における体力作りというのは主に「持久力をつける」という意味での体力だと思われます。
そして高校野球では 体力をつけるためにこのQ&Aにもあったようにランメニューが多いと思います。
でも・・・・でもですね・・・
えーっと・・・まず・・・・それ必要ですか?
といつも個人的に思っております。(^^;
野球って長距離スポーツじゃないですよね?
ほぼプレーに必要なすべての動作は瞬間的に行われる典型的な短距離型のスポーツですよね?
全く必要ないとは言いませんが、あまりにも「必要以上にトレーニング」しているケースが多いように思います。
それよりも瞬間的なブレーの質を上げるトレーニングに本来ならもっと時間を割くべきです。