「胸郭出口症候群」に対するテーピングでの対応について
そもそも「胸郭出口症候群」とは何か?です。
これは女性に多くみられる症状で、なで肩で方の肩周りの筋量が少ない方が発症しやすいものです。
胸郭出口とは、鎖骨と一番上の肋骨の間の部分です。
この間には神経・動脈・静脈が走っています。
「胸郭出口症候群」とは、この間が狭まってしまい神経や血管が圧迫されて痛みや痺れがでる病態です。
また、鎖骨周辺の皮膚の動きが鈍化し、首を左右に振る時にどちらかの方向が動かしづらくなることもこの病態の特徴です。
では実際の皮膚テーピングはどう貼るのか?ですが、これは割と簡単です。
まず、首を左右にひねり、ひねりづらい方を確認します。
今回は左にひねりずらいと仮定します。
この場合もまずテープを貼る順番は左の鎖骨下部分です。
ここから肩口にかけて、テープを貼っていきます。

次に、右の肩口から右の鎖骨下部分を、中央に向かってテープを貼りましょう!
次に 背面です。
背面に関しては、右は首の付け根部分から、右の肩に向けてテープを貼ります。
左に関しては、左の肩口から、首の付け根に向かってテープを貼りましょう!

これで完成です!
首の回旋の場合、身体の前側の皮膚は運動方向に動きます。
しかし、首の背面がわの筋肉は、回線方向とは逆の方向に皮膚が動きます。
んー、ちょっと不思議ですね(^^)
なので、この方向にテープを走らせることによって、首の回旋の動きをスムーズにできるのです。
もし首をひねって左右差があり、さらに痛みも伴う・・・という方はよろしければご参考にしてください(^^)
腰痛に対してどのように皮膚テーピングを施すのか?
まず、腰痛には、いくつかの原因がありますが、腰痛で最も多いのは、筋肉が固まっておこる「非特異性腰痛」と言われるものです。
ではなぜ筋肉が固まるのか?
これも色々な原因があるのですが、その一つに「股関節の動きが悪い」と言うケースが挙げられます。
股関節と腰は非常に近いところに隣接していて、股関節の動きが悪いと、その動きを補填するように腰に負担がかかってしまうのです。
これを皮膚テーピングにより、動いていないところを動きやすく、動きすぎるところを抑制してあげるのです。
今回のテーピングは、腰を反らした時に痛みが出る用です。
1 上体を後ろにそらして、シワが最も深く出るところを確認します。
そして、そのシワを挟むようにして短いテープを上下からシワ方向に伸ばして貼る
これで過剰に頑張っている腰椎の動きを制限します。
2 お尻の下にできるシワを確認する
そのシワをセンターとしてシワの上の部分に長いテープを腰の方向に向かって貼る
これにより、股関節の可動域を拡大させます。
3 最後にお尻のシワの下にテープの端を貼り、膝方向に引っ張って貼る
これで完成です。

このテーピングは、上体を反らす運動を、腰だけでなく股関節の動きによって助けやすくするための皮膚テーピングです。
上体を反らして痛みが出る場合は、腰椎の4番と5番が働きすぎることが原因です。
ぜひ、ストレッチの他にも、このような方法で腰の負担を減らしてあげることは有効な手段となります。
上体を反らすと腰が痛いと言う方はよろしければご参考にしてください(^^)
ではでは!
