スピード・アジリティ

「目のスピードと「意識」の関係について

2019年5月21日

スピードを科学的に考察

皆さんこんにちは

パーソナルトレーナーの野上です

今日は「目のスピード向上」をテーマなのですが、何かのトレーニングというより、ちょっと概論的なお話をしたいと思います。

両目のチームワークの盲点

歌舞伎をご存知の方ならわかると思いますが、人間の両目は「別々」に動かすことができます。

歌舞伎では両目を寄せてポーズを決めるシーンがありますね(^^)

両目はそれぞれ別の筋肉でコントロールされているので、「やろうとすれば」それぞれ別個に動かすことができます。

・・・そう・・・「やろうとすれば」です。

ではやろうとしなければどうなるのか?

これはですね・・・・「自動的にコントール」されます。

このコントロールがうまくいくのか?どうか?

ここが「目のスピード」を向上させる上でも重要な要素であります。

では、目というのはどれくらい「自動的にコントロール」されるのでしょう?

これは、もしよろしければ自分でも実験してみてください。

まず、両目で何かをじっと見ます。

自分一人でチェックするときは鏡を使って自分の目を見るのも良いでしょう。

そこから、横から片目に懐中電灯の光を当ててみます。

猫の目もそうですが、光がたくさんある状況だと、瞳孔が小さくなっていくものです。

夜の猫の瞳はまん丸で可愛らしいですが、昼間は細長く、ちょっと怖い感じの目をしてますよね(^^;

そして、ここからが問題で、この時に「もう片方の目」の瞳孔ってどうなると思いますか?

普通に考えれば光が当たっていないので、形は現状を維持するはずです。

しかし、人間の目は、光を当てた方の目の瞳孔が小さくなるのとほぼ同じタイミングで、光を当てていない方の目の瞳孔も小さくなっていくのです。

んー・・・・人間てすごい!

光だけでなく、例えば名刺のように小さな文字を顔に近づけて片目で見てピントを合わせます。

この時にもう片方の目は名刺を見ていなければ、瞳孔の大きさに変化はないはずです。

しかし、近くの小さい文字にピントを合わせていない方の目の瞳孔も、片方の目が名刺にピントを合わせたのとほぼ同じタイミングで小さくなります。

人間は、利き腕、利き足があるように、目にも「利き目」があります。

その「利き目」を中心に、その目の瞳孔が動いたとして、もう片方の目であまりよく見ていなくても、同時に瞳孔の動きなどが連携して動いていないと、困るので両目は常にチームワーク良く動くようになっています。

しかし、ここでポイントなのは、「チームワークの良さに甘えてはいけない」という点です。

自然にチームワーク良く目は動いてくれるから、常に「利き目」でものを捉えようとする方がいます。

確かに、それでもプレーはできるでしょう。

しかし、研究では、アスリートが身体を動かしたり、バットやラケットを振り回す時に、「両目でしっかり物を見てプレーする」方がタイミング性も正確性も向上するということが明らかになっています。

なので、昔から野球などでは「ボールをよく見て」と言われますが、あれは当たり前の事を言っているのみならず、「「両目」でしっかり物を見る癖」をつけさせるための物であったと見るべきなのです。

ぜひ目のトレーニングも、できればいつも意識して見ていない「利き目ではない方」の目をより重点的にトレーニングしていただくと、より効率的になってきます。

ぜひプレー速度を上げるための「目のスピード」をあげたい方はよろしければご参考にしてください(^^)

「目のスピードと「意識」の関係について

目のスピードを上げる・・・・そのためにはボーッとしていてはダメだということは誰にでもわかることだと思います。

集中をすることによって、判断力や物を追うスピード、ピントの合わせ方などが早くなることは誰にでもそれなりに理解できることだと思います。

しかし、「意識の仕方は?」と、より具体的に細かく質問されると、「?」と感じる方も多いのではないでしょうか?

意識の仕方・・・・って、ただ息を飲んで集中しているだけじゃダメなの?なんて重われるかもしれませんが、それだけではダメです(^^;

今日はその辺について少しお話ししたいと思います。

まず、野球のボールを打つときやとる時に「どう集中すればいいのか?」です

これはですね・・より小さいものを見るようにすることが大切です。

どういうことかというと、ボール全体をボーッと見るのではなく、「縫い目」を見ようとするような感じだと思っていただければいいと思います。

ゴルフボールであれば、ディンプルと言われるボール表面にあるくぼみの一つに集中してスイングするといった感じです。

ボール競技においては、ボール全体を見るというよりは、そのボール中にある小さい目標物に対して集中した方が、ボール自体をより捉えやすくなるという性質があります。

実際に高速で飛んでくる、しかも回転しているボールの縫い目など見えるのか?という問題があります。

これは、正直微妙ではあるのですが、「見えるのか?見えないのか?」が問題ではないのです。

「見ようとしているのか?」に問題があります。

「見ようとする」ことで集中力が高まり、ボールをより捉えやすくなっていくのです。

この場合「小さく狙う」ことが大切です。

次に大切なのは、この集中を

  • 周辺視野
  • イメージ

でできるかどうか?が大切になってきます。

つまり「ボール「だけ」を凝視するのではなく、他のものを見つつ、ボールの中のより「小さな的」に意識を集中できるのかどうか?です。

そんなことできるの?と思われるかもしれませんが、これを「トレーニング」するのです。

まず、顔に当たってもいいように柔らかいボールを用意します。

そして、そのボールにさらに「小さい的」となるものをペンで書きます。

まずは相手にそのボールを投げてもらいボールの中の的に意識を集中しながらボールをキャッチします。

慣れてきたら、ここからが本番です。

まずボールを投げてもらう相手の「目」を見ます。

その相手の目から視線を外さずに同じようにボールを投げてもらい、それをキャッチします。

もちろんこの時にただボールを見るのではなく、そのボールの中にある「小さい的」に意識を向けながらキャッチするようにしてください。

これが周辺視野でボールを見つつ、さらにその中の小さい的に集中させるトレーニングとなります。

サッカーなどでは、常に状況が変わる中、周辺視野を使わなければならないことはよくあります。

それをさらにボーッと使うのではなく、より集中させて使うためには「周辺視野で小さい的を意識する」トレーニングが必要になってくるのです。

さらにもう一つの「イメージ」ですが、これはどういうことか?

これはですね、ボールを投げてもらって、キャッチ寸前で「目をつぶる」のです。

もちろん目をつぶるのですから、ボールは見えなくなりますが、それまでのボールの軌跡はイメージできると思います。

その軌道をイメージしてキャッチします。

この時に、「ただイメージする」のではなく、「ボールの中の小さい的までイメージする」ようにしてキャッチします。

実際、バッティングやテニス、さらに止まっているボールを打つゴルフですら、インパクトの瞬間はボールを見ているようて見ていなく「イメージ」でヒットすることがほとんどです、

この時の「イメージ」をより、「小さい的」に照準を絞ってトレーニングするドリルになります。

それぞれスポーツシーンでより「集中」して「目のスピードを上げる」トレーニングになりますので、目のスピードを上げたいという方は是非取り入れて見てください。

色々書きましたが、よろしければご参考に(^^)

 

 

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