その5 有効質量を増大させる
そもそも有効質量を高めるってなんなの?・・・・ですよね(^^;
有効・・・質量・・・
たとえばこう考えてください。
軽自動車が時速100kmでぶつかった時と、大型トラックが時速100kmでぶつかった時と、どちらが衝撃力が強いのか?
もちろん大型トラックですよね(^^)
これはなぜか? 大型トラックのほうが「質量」が大きいからです(^^)
質量が小さいと同じスピードでぶつかった場合、跳ね返されちゃう・・・なんてことすらおきかねません。
でも、パンチ力上げるために、体重増やすなんてできないんですけど・・・と思われると思います。
これは体重を上げるのではなく・・・・
パンチがぶつかる瞬間に・・・・
「身体を固める」のです!
身体を固める動作によって、ぶつかった時の衝撃に跳ね返されないように備えます(^^)
一般的にグーで握ったパンチより、手のひらで打つ「掌打」のほうが衝撃力は強いものです。
これは、当たった瞬間にその衝撃を受け止める関節の数が一つ少ないからです。
関節は「曲がる」ので、ぶつかった時の衝撃を関節でクッションのように受け止めます。
「掌打」は手首の関節をほぼ使わないので、ここで吸収される衝撃力の分強いのです。
パンチでは手首の部分で衝撃をいくらか吸収してしまうものなのですが、これを防ぐためにも手首を固めることは大事です。
なのでボクサーは手首にテーピングしてがっしり固めるんです(^^)
これと同じようにパンチが当たった瞬間「身体を固める」作業はパンチ力を高めるのに不可欠な動作です。
「身体を固める」能力を上げるトレーニングとは何か?
筋トレで言えば、プランクに代表される「静的体幹トレーニング」がこれに当たります。
静的体幹トレーニングの特徴は「身体を固める能力を引き上げる」事がその特徴です。
まずは各種静的体幹トレーニングで「身体をいざというときに固められる」能力のベースを引き上げましょう。
次に「競技的特異性」に合わせたトレーニングも重要です。
パンチとは「立って」行うものです。
足を踏ん張り、衝撃に対して一瞬一瞬繰り返し体幹を「固めてはほどき」「固めてはほどき」を繰り返すトレーニングも必要です。
この能力を上げるのに基本的筋トレだけではダメなんです。
これは、もう実際に「サンドバックを叩く」というトレーニングにつきます。
当たり前だと思われるかもですが、結構打撃系の競技の方は「空突き」・・・・
いわゆる突き、蹴りの基本稽古として、サンドバックなどを使わずにそのまま素振りを行う習慣が根強くあります。
ボクシングでいえばシャドーボクシングです。
これらの練習は「空振り」なので身体を固める動作を習得することはできません。
実際の研究でコンタクトを伴うパンチとそうでないパンチの筋電図を比較したらコンタクトを伴うパンチの方が腕橈骨筋(安定筋)の活動が大きく、また主導筋の活動も増大が見られたそうです。
また、実際の人相手のスパーリングよりも、サンドバッグワークの方がパンチ力向上には向いています。
パンチ力上げたい!という方は、ぜひ静的体幹トレーニング(プランク・サイドブランクなど)と、サンドバックを実際に打つトレーニングを行なっていきましょう!
色々と書きましたがパンチ力を上げたい!!と言う方はよろしければご参考にしてください(^^)
ではでは!
