特異性の原則
これは耳慣れない単語だと思いますが、やっぱりちょっと深いんです。
ここでは、特異性の中でも「部位特異性」についてご紹介します。
どういうことかというと、トレーニングの効果はトレーニングによって刺激した機能(体力、能力)しかトレーニング効果は現れませんよという、やっぱり至極ごもっともな原則です。
部位特異性というのは、トレーニングで刺激した場所以外は、トレーニング効果は現れませんよという原則です。
当たり前すぎて言葉も出ない感じもしますが・・・
皆さん大丈夫ですか?
ベンチプレスしただけで、全身の筋力アップができちゃっているような勘違いしてませんよね?
ベンチプレスは、胸、肩、上腕三頭筋以外はあまり使いませんよ?
背中にはあまり関係ないですし、下半身にもあまり関係ないですよ?
腹筋しただけでなんか筋トレしちゃった!!みたいな感じじゃないですか?
もちろん腹筋意外は運動不足のままです!
筋肉は、トレーニングした場所しか鍛えられていませんのでこれはご紹介した「全面性の原則」にもつながるんですね(^ ^)
次は、これらの例外が実はあるのです。
えっ、鍛えていないのに鍛えた時と同じ効果がある?なんて、それこそウサン臭いダイエット商法ネタのようなんですが、実際例外があるんです!
特異性の例外について
特異性の「例外」についてご紹介します。
交叉トレーニングというのですが、たとえば、右足の伸展トレーニングがあるとします。
特異性の原則でいえば、右足は筋力アップするけれど、トレーニングしていない左足の筋力は発達しないということになるはずなんです。
ところが、計測をすると左足の筋力もアップしていることが見られる場合があるんですね。
不思議ですよね? ・・動かしてないのに・・。
このような現象は右側のトレーニングを日々行う事によって、脳からの神経系の発達が促進され、結果、左足の筋肉のつかえる領域が伸びることにより発揮できるパワーが伸びる為だと考えられています。
エネルギー特異性
んー、聞いた感じ難しそうですがf^_^;)
そんなに難しくはないんです。
要するに、有酸素運動を行えば、最大酸素摂取量は伸びますが、無酸素運動では最大酸素摂取量はあまり伸びないんですよ・・という事です。
最大酸素摂取量とは、長時間運動する場合の能力を示す一つの基準です。
これが大きいと長距離系の種目の能力が伸びると思っていただいて良い数字です。
もっと簡単にいえば、長距離のトレーニングをしていると、長距離の能力が伸び、短距離のトレーニングをしていると短距離の能力が伸びるんですよ、というやっぱり当たり前の原則なんですね(^ ^)
そして、基本その反対はあり得ない・・・長距離の種目トレーニングをして、短距離の能力が伸びる・・・ということになるんですが・・
やっぱりこれにも例外があるんです!
エネルギー特異性の例外について
エネルギー特異性にも例外があります。
例えば短い時間に高い強度のトレーニング(短距離系)をします。
これだけだと短距離の能力が上がるわけですが、これを「繰り返す」ことにより、運動中の酸素摂取量は、どんどん増加し疲労困憊になるセットでは、最大酸素摂取量に近い値の酸素摂取量となります。
酸素摂取量が増加するということは、つまりどういうことかというと、長距離系の練習になっているということなんです。
当然、長距離の能力が上がります。
インターバルトレーニングや、レペテンショントレーニングなんかがこれに当たります。
つまり、長距離の選手が、短距離系の練習をしても、やり方により充分長距離の練習になりますと言うことです。
練習バリエーションとして、ちょっと覚えておくと良いかもしれません!
速度特異性について
これはどういうものかというと、トレーニングはその行った速度においてのみ、その効果が現れるというものです。
エネルギー特異性と、似ていますが、より細かくなった感じだと思って頂ければ良いと思います。
ざっくり長距離=ゆっくり、短距離=速いではなく、速度別でもっと細かく分かれて分析している感じです。
特異性はこれらの他にフォーム上の特異性とかもあります。
例えば、野球のピッチングフォームだったり、ゴルフのスイングだったりする複雑な動きに対して、そのフォーム上において負荷をかけた場合のみに得られる効果がある事がわかっています。
ベンチプレスやスクワットを行うより、マスコットバットで素振りをして始めて得られる特有の効果が存在するといえばピンとくる方も多いと思われます。
色々なトレーニングを掛け合わせて行う大事さが伝わって頂ければ幸いです。
反復性の原則について
これは、誤解のないように書きますがトレーニングの挙上回数の事ではありません。
反復性とは運動により一定の効果を得るには、身体活動を規則的に、一定の期間繰り返して行う必要があるという原則なんです。
よくある、短期間で効果が得られる!!みたいな広告があったら嘘ですよと言う根拠になる原則ですね(^_^;)
はい、一定期間に繰り返して実施していかなくてはいけないんです(^^)
一般には、体力の向上には、少なくとも週2回以上、身体活動を行う事が必要とされています。
そして身体的な効果が見られるのは8週間から、3ヶ月かかると言われる根拠ともなる原則です。
ちょっと皆さんのがっかりな感じが伝わってきていますが・・(^_^;)
しかし・・
ちなみに糖尿病の一次予防には、週1回のトレーニングでも充分に効果が見られるという研究データがあります!
うちのお客様でも、週1回のトレーニングでもベンチプレスの重量が、伸びている方も沢山いらっしゃいます。
習慣性や、規則性が保たれれば、週1回のトレーニングでも効果が得られると思っていただいて大丈夫です。
週2回、3回行うことのメリットは、ゴールまでの時間が短縮されると思って下さい。
ただどんなトレーニングでも一定期間の時間が必要なのは間違いありません(^_^;)
ぜひ、少しだけ気長に取り組んでいただければ、効果は後から出てきますので、ゆとり教育ならぬ、ゆとりフィットネスを楽しんで下さい(^^)
関連YouTube動画 一番無駄なトレーニングのやり方を紹介! トレーニングの原則 継続性の原則について
以上、筋トレの原則を色々と一気にご紹介させていただきました(^ー^)ノ
いかがだったでしょうか?
ぜひ普段から色々と筋トレをしている方はよろしければご参考にしてください!!
デハデハ\(^o^)/
