筋トレの生理学

筋トレで起こる筋肉の変化とトレーニングの効果はいつから現れ始めるのか?

胸の筋肉

みなさんこんにちは!

パーソナルトレーナーの野上です。

今日は「筋トレで起こる筋肉の変化「筋トレで筋肉は「長く」なる?」」というテーマでお届けさせていただこうと思います。

筋トレをすると筋肉にはいろいろな変化が起きます!

まず、最も大きな変化で誰でもわかる変化は「太く」なることです!

これは数多くの研究によって裏付けられており、それらを持ち出すまでもなく一般の方でも筋トレをして筋肉が太くなった!

と実感される方はとても多いと思います(^^)

そして実は筋トレをして筋肉の変化を語る上で、まだ検討できる要素があるんです。

それは「筋肉の角度」の変化と「筋肉の長さ」の変化です。

筋肉の長さはわかるけど、筋肉の角度って何?

と思われる方も多いと思いますが、実は筋肉が腱に付着している「角度」があるんです。

これを「羽状角」というのですが、この角度も筋トレによって増加することがわかっています。

IMG_3633.jpg

「筋肉の長さは変わるのか?」

そして今日のメインテーマである「筋肉の長さは変わるのか?」ということなんですが・・・・

まず筋肉の長さが変わると、どういうことが起こるのかというと、筋肉の長さが長くなった場合「筋肉の収縮速度に変化が生じる」ことが予想されます。

だって同じリズムで筋肉が収縮した場合、長いものの方が「収縮する距離が長くなる」ので、自然とそのスピードも速くなるからです。

でですね、これ実際にがっつり研究した結果があるんです。

立命館大学スポーツ健康科学部が、一般人の方11名とボデイビルダー・ラグビー選手合わせて16名を対象に、超音波診断装置、MRIなどを使って筋肉の形状測定を実施したそうなんですが・・・・

結果から言うと・・・・・

変化なし! だそうです(TT)

太ももの筋肉・・・・大腿四頭筋の外側広筋、腓腹筋内側頭において、優位な効果は認められなかったそうです。

つまり筋トレをして筋肉が大きくなったとしても、それは太くなることはあっても、筋肉の長さ自体に変化は現れないんですね(^^;

しかし、研究というのはいろいろなところで行われていて、ラットの実験だと、筋肉の長さに違いが生まれたという研究もあるようなんです。

しかし、これが人間の生体研究になると結果は出ない・・・

なんか、ちょっと残念(^^;

羽状角には?

ちなみに前述しましたが、今回の研究でも羽状角には変化が見られたそうです。

しかもすべての関節角度において優位な群間差が見られたそうです。

しかし実はこの「羽状角」とは、最初に述べたように「筋肉と腱」の角度のことなんですが、ちょっと考えればわかると思うのですが、この角度が増えると・・・・

筋繊維が発揮した力の「腱への伝達効率が低下する」という問題が生じます。

まっすぐ繋がっていれば効率がいいのですが、角度がついてつながるので、効率は悪くなってしまうんですね。

いやいや、それじゃまずいでしょ・・・と思われるかもですが、これもいろいろな側面から見る必要があります。

筋繊維が同じ距離縮んでも、この角度がついていると実は発揮できる「力」は向上するのです。

実際この研究の結果では、腓腹筋内側頭と外側広筋における群間の羽状角の差は3.6度から6.5度広がったそうです。

これだけでも発揮できる力は向上します。

ただしこの数値は普段トレーニングを全くしていない人とボディビルダーとの比較なので、一番のかたがトレーニングをして広がる羽状角の角度の変化はさらに小さくなることが予想されます。

その差がパフォーマンスに与える影響より、筋肉が肥大して筋肉の出力が上がることによるパフォーマンスの向上の方がはるかにプラスの影響を与える可能性は高いですが(^^;

次のページではこれらのトレーニングの効果がいつから現れ始めるのか?について色々とご紹介したいと思います。

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