【解説】なぜダメなのか?ステロイドのお話!薬物ダメ絶対!
みなさんこんにちは
パーソナルトレーナーの野上です
今日は「薬物、ダメ! 絶対! ステロイドのお話」というテーマでお話いたしたいと思います。
筋肉を大きくしたい!
特に「フィジークやボディビルで優勝したい!」という大きな目標を掲げてトレーニングを始めるという方もいらっしゃるたもしれません。
しかしそういう大会には必ず「薬物」の話が付きまとうことも事実です。
「あの選手、絶対薬やって大きくなったんだぜ!」という話は枚挙にいとまがありませんし「アメリカのビルダーはみんな薬やっている」という話もジムなどでは日常会話のように聞く話です。
もちろん、薬に手を出すことは絶対にダメです!
もう、身体を作るためにトレーニングしているのか?
それとも身体を壊すためにトレーニングしているのか?
薬物に手を出すとそれこそ何が何だかわからないようになってしまいます。
ステロイドってよく医者が処方したりするよね? 何がどう違うの? なんて思われる方もいると思います。
あまり健全ではなく、かなり後ろ向きなテーマなので今まで触れてこなかったこの「薬物」について書こうと思った次第です。
そこで今日は「薬物を使いたくなくなる」ように正しい知識を身につけて欲しく色々とお話をします。
「ステロイド」について
まず「ステロイド」についてです。
よく皮膚にの治療で使う薬にステロイド外用薬と書いてあることがあります。
これと筋肉増強のためのステロイド、同じものでは?と思われている方も多いと思います。
実はこれ全く別物です!
ここ混同している方がかなり多いと思いますが・・・(^^;
皮膚につけるステロイド外用薬は副腎皮質ホルモンにある免疫や炎症を抑える「糖質コルチコイド」と呼ばれる成分を合成した薬です。
この薬の目的は「炎症を抑える」のが目的です。
それに対しアナボリックステロイドは目的は「タンパク質の同化作用の促進」であり、そもそもの目的や成分が違うのです。
ここを勘違いして「非ステロイド系アナボリックステロイド」などと書かれていると「ステロイドじゃないんだ」と思って安心するかたもいるかもしれません。
もちろんそれはドーピング違反であり「安心です」なんて真っ赤な嘘です!
またよくお客様に「ステロイド使ったら筋トレしなくても筋肉つくの?」という質問をいただきます。
これも誤解の多い部分だと思いますが、そんなことは全くないのです。
筋肉には「カタボリック」と「アナボリック」という状態が存在します。
これは「分解」と「合成」と理解してもらっていいと思います。
筋トレをすると筋肉は「カタボリック」・・
つまり分解の方が優先されやすくなります。
そしてそのあとに色々な栄養を取り込みつつ「アナボリック」・・・
つまり「合成」が優先されていくようになります。
このアナポリック(筋肉を合成していく段階)で、普通の食事やプロテインなどのサプリメントを摂取するより何倍ものスピードで筋肉を合成させる働きがあるのが「アナボリック」ステロイドなのです。
つまり、筋トレをしないと「分解を修復していく」という過程そのものが生まれないです。
もしくはその筋肉を合成していこう!というスイッチそのものが入らないため、ステロイドだけを摂取しても筋肉は大きくはなりません。
そして「腐った肉を食べるより危険」と言われるアナポリックステロイドですが、では何が危険なのでしょう?
これは「男性ホルモンの急激な増加」に伴う副作用が怖いのです。
筋肉がたくさんつくということは当然男性ホルモンの増強を伴います。
男性ホルモンが急激に増えると、実は女性ホルモンも増えるのです。
するとどうなるのか?
はい、身体が女性化するため、乳房が女性のように膨らんだりするのです。
たくましい胸板を作るつもりが、女性のバストのようになっちゃった・・・なんて本末転倒もいいとこです(^^;
また、男性ホルモンの急激な増加は
- 頭髪の脱毛
- 睾丸の機能低下・萎縮
といった副作用も出ます。
かっこいい姿を目指して女性にモテたい!としてトレーニングしていても、ステロイドで髪の毛は抜けて男性自身の機能低下を招いてしまった・・・・
なんてことになったら、やっばりなんのためにトレーニングするのかわからなくなっちゃいますよね(TT)
他にも肝臓癌や心血管系障害の発症も示唆されています。
そしてまず、代表的なもののご紹介です。
下記の成分の入っているものは絶対に摂取してはダメです!
- ドロスタノロン
- デヒドロクロロメチルテストステロン
- メタンドリオール
- メチルジエノロン
- スタノゾロール
- オキシメトロン
- メチルテストステロン
- クロステボール
- アンドロステンジオール
- クレンブテロール
また上記に挙げたものだけでなく、アンチドーピングガイドにはタンパク質同化薬はなんと57種類にも登ります。
詳しく知りたい方は「アンチドーピングガイドブック」というものが日本薬剤師会から誰でも見れるようになっていますのでよろしければご覧になってみてください。
また海外の製品には、禁止成分の表記がなくても入っていることもありますので注意が必要です。
これは意図的に混入しているのではなく、工場の同じ製造ラインで禁止成分が入っているサプリメントとそうでないサプリメントを取り扱っていることがあり知らぬ間に混ざってしまうことがあるそうです。
海外の作業工程の「荒さ」が招いているのです。
なんかリアルですね(^^;
そのため禁止薬物を飲んだつもりがなくても薬物検査で陽性反応が出てしまうことがあるそうです。
したがって海外の怪しげなサブリメントにはあまり手を出さないようにした方が賢明です(^^;
薬物に手を出してまで筋肉を大きくしたいなんていう方はごく少数ではあると思います。
つかの間の筋肉増強と引き換えに色々なものを犠牲にしてしまう薬物には絶対に手を出さないようにしてください!
色々書きましたが、よろしければご参考に(^^)
ではでは!
