スピード・アジリティ

長距離系の筋肉は、スポーツシーンのスピードに関係ないのか?

長距離走に必要な筋肉について

中途半端

スポーツの試合では、長距離を走るようにゆっくりと走るシーンと、相手を抜きにかかったり、より遠くに瞬間的にジャンプしなければならないシーンの連続から成り立っていることがほとんどです。

トレーニング段階でこれらの両立を目指そうとトレーニングすることは大事ですが、中途半端にならないように気をつけなければなりません

なにが中途半端なのかというと、まず長距離系の陸上競技や水泳などでない限り、大抵のスポーツでは「一瞬の動きの速さ」がどれくらい速く、瞬間的に、そして相手より速く動けるのか?高く飛べるのか?が勝負になります。

そして、大切なのは「その一瞬ではない時間」「勝負をするわけではない」ということです。

ゲームではオフザボール(ボールが来ていない場面)の時間の方が圧倒的に長いものです。

その時間の動きがいかに相手を上回っていても、勝負所の一瞬で相手に負けてしまうようでは意味がないのです。

「筋肉には二つの役割を併存させることは難しい」という特徴があります。

ダッシュを速く走る能力と、フルマラソンを速く走る能力を、両方とも超一流にするということはほとんど不可能に近いことなんです。

もちろんある程度のレベルまでを両方とも伸ばすことは可能です。

しかし、必要以上に長距離系のトレーニングばかり行ってしまうと、オフザボールの時に相手を凌駕できても、相手と競り合ったり、高さを競ったりする一瞬の勝負所の爆発力で負けてしまう可能性があります。

あれもこれもとトレーニングにメリハリを持たせず、すべてを満遍なく取り入れてしまうと、筋肉が「中間的」なものに仕上がってしまう危険があるのです。

平均点をあげることも大事でしょう。

でも、スペシャリストである方が競技レベルの戦いでは有利な場面が多いはずなんです。

ゲームは大抵「ポジション」というものがあり、与えられている役割、求められている長所というのはそれぞれ違うことがほとんどです。

自分の能力を全て平均にしてしまったら、レギュラーに選ばれるでしょうか?

そのポジションに求められる能力が特化しているほうが試合に出させてもらえるケースのほうが多いのではないでしょうか?

全てに平均の選手は、大抵スペシャルな能力をもっている選手たちが怪我をした時に、複数のポジションを満遍なく行える選手が「便利な控え」に回されるようになるのではないでしょうか?

みなさん「控え」を目指すために激しいトレーニングに打ち込みますか?

レギュラー目指したいですよね?

だとしたらトレーニングはすべてをやみくもに行ってしまってはいけません。

「メリハリ」が大事なのです。

トレーニングの年間計画の中で、この時期はこれ!、この時期はこれ!と伸ばすべき能力をちゃんと「セグメンテーション」(分類して仕分け、整理すること)して、集中して取りかかることはとても大事なことです。

この仕分け方や、集中の仕方は各競技や試合日程によってバラバラですので一概に「こうすれば完璧!」とは言えないのてすが(^^;

ピリオダイゼーション(トレーニングの年間計画)の基本は「準備をする時期」「鍛練をする時期」「調整をする時期」「試合期」「休息する時期」に分けられます。

さらに、この中でも「鍛練をする時期」にできるだけ「専門的な能力を伸ばすトレーニング」に集中してもらいたいのです。

「最低限の体力」(持久的な能力)に関しては、上記の「準備をする時期」に集中して行い、他の時期には必要以上に長距離系選手のようなトレーニングしないようにしましょう!

スピード勝負をしなければならない方は、トレーニングの年間計画を立てる時に、ぜひご参考にしてください(^^)

ではでは!

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