「ある程度使い分ける必要もあるのでは?」
ただし・・・
ここで2軸の動きの有利さを示しつつも、僕なりの考えを述べれば・・・
僕自身は「誰もが2軸で成功するかどうか」は、ちょっと不透明である可能性もあると思っています。
だって・・松坂投手はこのフォームでレッドソックスに行って成功しましたよね?
全盛時の松坂投手が、2軸で動く代表として取り上げたランディジョンソン投手のフォームを真似したら、より速いボールが投げられるのか?
なんて言われたらかなり疑問に感じるのは僕だけでしょうか?
そのひとにやりやすいフォームが仮に中心軸であるのなら、それを極めていく方がその選手にとって成功しやすいケースもあるのではないか?・・とは思っています。
また中心軸で動く方が有利なケースも実は存在すると思っています。
全ての選手が2軸の動作を習得して今よりはるかにパフォーマンスが上がるのか?と言われると少し疑問に思います。
スポーツでは別の様々な要素も存在します。
投手であれば球速もさることながら「コントロール」も非常に大事な要素になってきますし、変化球のキレ、投げれる種類もそうです。
これらは「自分にしっくりくる」フォームで投げる方が繊細なコントロールを可能にするケースもあると思います。
バッティングでもそうです。
ちなみにイチロー選手は典型的な2軸の選手です。
しかし、イチロー選手の打率の高さが2軸動作に由来するのか?と言われればかなり疑問です。
野球のバッティングフォームは昔から非常にバリエーション豊かで、中には「えっ?」と思う構えやフォームの選手も少なくありません。
それらの選手にしてみてれば、その「変わったフォーム」がその選手にとって最も高いパフォーマンスを発揮できるという結論に至ったからそのフォームでプレーしているはずです。
試行錯誤を繰り返して、2軸で動く方がいいパフォーマンスができるのならその動きで、そうでないのなら自分のやり方を追求するのも一つの手ではないかと僕は考えいています。
格闘技で例えると
2軸動作とは動作の軸を中心に置かないで、股関節から肩甲骨にかけてのあたりに軸を置き、左右でそれを入れ替えながら動作をします。
一つの例として、立った状態で右ストレートを打ったとします。
中心軸では頭を中心に右肩が前にでる代わりに、左の肩は同じように後ろに回っていきます。
コマが回るような感じですね(^^)
これに対し2軸動作では、左の肩甲骨のあたりに軸を作り、そこを中心に右サイドが大きく前に移動していきます。
左サイドは「固定」はするものの「後ろ」には回転しません。

当然後者の方がリーチも長く、重心の前後移動も大きいので、よりパンチに力が乗っていき強いパンチが打てます。
しかし格闘技ではどうでしょう?
確かに、遠くに強いパンチを打てることは確かに有利に働きます。
しかし、格闘技には「捨てパンチ」「捨てキック」も必要です。
「フェイント」もそうで、毎回同じように強い遠くに打てるパンチを打って、相手にその動きを慣れさせて読まれやすくなってしまうよりも、わざと中心軸で「軽いパンチ」を打っておいて、相手の距離感を慣れさせておいて、「ここぞ」という時に2軸の踏み込んだパンチでKOを狙いにいく・・・
というシュチエーションに持っていく方が、はるかに実践的です。
(実際この作戦で昨年僕のクライアントの選手がブロのリングでダウンを奪って勝っています)
何が言いたいかというと「必要に応じた使い分け」が必要ということです。
日本人は特に「いい」と噂が立つと、一斉にそれに飛びつく習性があり、なかなか広い目でものを見れなくなってしまう性質があるように感じます。
(テレビでこの野菜がいいと紹介されたら翌日スーパーでその野菜がなくなるのはこの典型例’^^; )
まずは「中心軸」と「2軸」の動きがあるということを理解すること。
そして次に自分の行なっているスポーツでは、どちらの動きが有利か(と言ってもかなりのケースで2軸で動いた方がいいケースが多いのも事実)を塾考すること。
次に「使い分けた方がいいのか」「やっばり自分に合っている動きはこれだと判断するのか」の選択が必要であること。
と言ったプロセスが必要であるように思います(^^)
また、スポーツにおける「軸」とは、わりと流動的な動きの中に存在するものです。
(軸の差し替えはまさにそれ)
不安定の中の安定とでも言いましょうか? (わかりづらいですね(^^;)
あまりかっちりと捉えず、多少アバウトに捉えた方がいい結果が出るように思います。
今日はかなり個人的な所感を中心に書かせていただきました(^^)
よろしければご参考にしてください(^^)
ではでは(^^)
