疲れ・疲労回復

水素水・・・実は運動効果に不利益に働く?について

水分補給

みなさんこんにちは

パーソナルトレーナーの野上です

今日は「今流行りの水素水、実は運動効果に不利益に働く?」というテーマでお届けしたいと思います。

えーっと・・・僕はうちのクラブに水素水サーバーが置いてあり・・・

はい・・・飲んでいます(^^;

まあ、実際の効果のほどはちょっと正直よくわからないのですが、濾過フィルターを通した冷えた水で水分補給ができるので、僕はとても助かっています(^^)

もちろんお客様向けのマーケティング目的のため「野上さんが飲んでいるのなら間違い無いかも・・・」と思わせるクラブ側の意図も見え隠れするのもまた間違い無いわけで(^^;

まあそれはさておき、そんな僕がこのテーマを書くと「またまた嘘でしょ?」と思われるかもですが・・・

いつもの通り、嘘をつかない(つけない)野上でございます。

まず、水素水の最大の目的は「抗酸化作用」です。

この「抗酸化作用」という言葉は、みなさん一度は耳にした事があるのでは無いでしょうか?

体内に取り込んだ酸素のうち何%かは、活性酸素というものに変わってしまいます。

そしてこの活性酸素が身体の細胞のいろいろな場所を攻撃して、身体をどんどん錆びつかせてしまうという、あまりにも有名な説明が世には溢れているわけです。

この活性酸素のせいで老化が進んだり、疲労が回復しなかったり、ひどい時は病気になったり・・・

と、悪の権化のように扱われるこの活性酸素を撃退する物質が「抗酸化物質」と言われるものです。

そして、水素水は「強い抗酸化作用」を売りに色々と売り出されています。

この抗酸化作用を謳っているものは、世の中にはたくさんあります。

実に様々な抗酸化サプリメントが売り出されていますし、何より普通に口にしているビタミン類にもこの抗酸化作用が認められています。

テレビ番組などでは、老化防止のためにこの野菜を多く食べましょう!という特集が組まれることも、またよくある話で・・・

トマトのリコピンとか、ビタミンCとか有名ですよね(^^)

・・・・で・・・・・

この抗酸化作用が実はトレーニングの効果や回復に不利益に働く場合がある!というのが今日の話の本題です。

抗酸化作用が実はトレーニングの効果や回復に不利益に働く場合がある!

「えっ? 嘘でしょ? ビタミンCとかも筋肉の肥大とかに不利なの? だってプロテインとかにも普通に入っているじゃん!」と思われる方も多いと思いますが・・・・

本当です!

何故なのか?

実は、身体には自然とこの「抗酸化」を促す働きがもともと備わっています。

しかし、抗酸化作用の強いサプリメントを大量に飲み続けると、この自分の身体が本来持っている「活性酸素に自力で対応する能力」が衰えていってしまうのです。

ドイツのイェーナ大学のマイケル・リストーが4週間の運動プログラムを40人に施し、インスリン感受性を測りました。結果

  • 抗酸化作用のあるビタミンC1000 mgとビタミンE400IUを投与したグループは何も変化がなかった
  • 何も投与しなかったグループはインスリン感受性が向上した

という研究結果を発表しました。(アメリカ科学アカデミー紀要)

※ インスリン感受性とは、運動効果の一つとされています。

同じく2009年ポルトガルのナショナルカヤックチームを対象にした研究では、

  • 抗酸化物質を投与したグループの方がトレーニング後の筋肉の回復速度が遅くなる事がわかった

そうです。

この研究の主筆であるポルト大学のピクトル・ユーゴー・テイシェイラは、活性酸素はアスリートが無理しすぎないように自然とブレーキをかけているのでは無いかと推測しています。

抗酸化物質を大量に摂取するとその自然のブレーキがはずれ、かえって筋肉を損傷させてしまうのでは無いか?・・・と・・・

ただし、ビタミンCやビタミンEなど、多様な栄養を摂取することはとても大事なことです。

何事も「とりすぎは良くない」ということ示唆しているいい例ですね(^^)

僕もマルチビタミンは摂取していますが、用量を守ってというか、実はこういうサプリは推奨量の半分程度にとどめています(^^)

また水素水なんかも一日1本に限って飲むようにしています。(休日はもちろん飲まない)

こういうものは「ちょっと少ないくらい」がちょうどいいと個人的には思っています。

普通に食事に気をつけ、トレーニングの回復期間もちゃんととり、さらに主観的な疲労もモニタリングができていれば、それで十分です!

「身体にいい」とか「効果がある」というものには飛びついて、ついたくさん飲みたくなるという気持ちはよくわかります(^^;

しかし、できればそういうものは「少し少ないくらい」に摂取して様子を見るのが正しい捉え方では無いかと個人的に思っています。

どうしても「なんか期待した効果が出ないあ」とか「量が少ないのかしら?」と、ついつい多く飲むようになっていってしまう気持ちもよくわかります(^^;

ですが「本来そんなに効果が出るものではない」と達観する事が実は大事です!

色々書きましたがよろしければ色々ご参考にしてください(^^)

ではでは!

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