アルコールと筋トレ
皆さんこんにちは!
パーソナルトレーナーの野上です
今日は「アルコール摂取からの回復は、筋トレに影響するのか? 」と言うテーマでお届けしたいと思います。
・・・自分で書いておきながら・・・・・
・・・・・耳が痛え(TT)
実は僕、結構な酒飲みです(^^;
このブログをご覧になられている方もお酒飲まれる方いらっしゃると思います。
そして、飲みすぎた次の日・・・・
トレーニングする気にならないですよね(^^;
僕もたまに失敗します(TT)
では、アルコールをトレーニング後に摂取した場合、それがどの程度、筋肉に影響するのか?について今日は少しお話ししたいと思います(^^)
激しい筋トレをした後に「適量」のアルコールを摂取した場合どんな変化が体に起こるか?
まず、激しい筋トレをした後に「適量」のアルコールを摂取した場合どんな変化が体に起こるか?ですが・・・・
2010年にニュージーランドのマッセイ大学が研究したところ「筋肉の回復が遅れる」と言う結果が出たそうです。
足の運動を90分した後、オレンジジュースと、スクリュードライバーというお酒を摂取したグループでの研究があります。
その結果、足の痛みについては差が出なかったものの、筋力の損失についてはアルコール摂取グループの方が1.4倍から2.8倍も大きかったそうです。
・・・・・・がーん・・・・・(心の声)
しかしですね・・・・
ここが外国の研究だなと思われるところなんですが・・・
この研究の「適量」って・・・・・
日本人からしたら全然適量じゃないんですよね(^^;
この時の被験者の平均体重が87Kg(この辺も外国ならでは)、摂取したアルコール量はビール6本分くらいに相当する量だったそうです。
ホワッツニージーランドピーポー!!
ビール6本は・・・・・適量とはとても言えないですよね(^^;
日本では瓶ビール1本と言われていますし・・・・
体格豊かなアスリートの驚異的な飲酒量は、時折それでけで研究の対象にたることもしばしばあります。
とあるラグビー選手チームを研究したところゲーム後の飲酒量がなんとビール22本に登ったケースもあるとか・・・・・・
いや、さすが外人さんは違うわ!!!
なので、別の研究で運動後のアルコール量を半分にして再び研究したそうです。
(と言ってもビール3本なんですけど・・・・・)
結果アルコールグループとオレンジジュースグループとでは全く差が出なかったそうです!
パチパチパチパチ!!(^^)
あー、よかった(^^)
ちなみに2003年にオーストラリアで自転車選手を対象にした研究もご紹介します。
筋トレ後に大切なのは水分と炭水化物の補給ですが、トレーニング後の食事でアルコールと炭水化物を普通に摂取した場合は、炭水化物の貯蔵量に変化はなかったそうです・・・
・・・・・が・・・・・
アルコールが多すぎて食事の量が減った場合(ビール飲みすぎた?)、8時間後の炭水化物の貯蔵量は半分になってしまい、その状態が24時間続いたそうです。
(摂取カロリーは両者同じにしたらしい)
日本人の適量の範囲で摂取している限りは、バフォーマンスに大きな影響は及ぼさないという結果と相成りました。
ただ、このニュージーランドの選手たちのように5〜6本飲むと筋肉の回復は阻害されます。
日本人だと体重からみて3〜4本が相当かもしれません。
炭水化物の貯蔵も食事の量が減るくらい飲んでしまってはダメです!
よろしければ色々ご参考にしてくださいね(^^)
ではでは(^^)