ダイエットに最適な食事のタイミングとトレーニングする時間
皆さんこんにちは
パーソナルトレーナーの野上です
今日はジムであった実際のQ&Aについてご紹介したいと思います(^^)






もし、ジムに来るのが遅くなるようでしたら、来る前に消化の良い軽食を食べていただき、できればその後は何も食べない方がいいと思います。
と言うものでした。
ちなみに、この方のトレーニングの目的は「ダイエット」です(^^)
この悩みは結構多いですよね(^^;
トレーニングの時間と食事のタイミングについて
トレーニングの時間と食事のタイミング・・・・
ある意味永遠の課題かもしれません!
部活など、毎日決まった時間にトレーニングすると言う方はいいのですが、社会人ともなると仕事や家庭・プライベートの関係で、いつトレーニングできるのかわからないと言う方がほとんどだと思います。
特に昼間仕事をして、夜になってからジムに通うと言う方は食事のタイミングに困る方は多いと思います。
ここで、問題なのは
- トレーニングの時間はいつになるのか?
- トレーニング後どれくらいの時間で食事ができるのか?
の2点です。
そして問題は「トレーニングの目的」です(^^)
まず食事のタイミングで二つ大事なポイントがあります。
それは、みなさんもご存知だと思いますが「夜遅く食べると脂肪になりやすい」と言う点があります。
これはビーマル1という脂肪に関係するタンパク質の分泌が夜中の2時ごろにピークを迎えるからです。
なのでジムてトレーニングして、帰宅・・そのまま食事というパターンになると、どうしても食事の時間が遅くなるのでちょっとダイエット的には不利になってきます
またこのパターンだと就寝までの時間も短くなるので、摂取した夕食のカロリーをそれほど消費せずに就寝してしまいます。
これはダイエット的にはやっぱり良くありません。
そしてもう一つ覚えておいていただきたいものがあります。
それは、食事で摂取した糖質が最も脂肪になりづらいのはいつか?というポイントです。
これは「筋トレ直後」が最も脂肪になりずらいんです!!(^^)
筋トレで消費するのは筋肉の中のグリコーゲンです。
グリコーゲンは糖質ですので、筋トレ直後に食事をとると身体は摂取した炭水化物(糖質)を真っ先に枯渇した筋肉の中のグリコーゲンの補給にまわりします。
摂取した糖質を筋肉に運ぶ輸送体・・・
グルコーストランスポーター(GLUT4)の活動が最も激しくなるのが筋トレの直後であることはよく知られていることです(^^)
なのでこの方の質問に対し「家まで何分ですか?」という質問をさせていただいたんです。
そして、筋トレ後すぐに食事できるということであるので「早い時間に来れるのであれば、トレーニング後に食べてもOK」と答えさせていただいたんです。
この効果は筋トレから時間が経てば立つほど薄くなっていきますので、ちょっと注意が必要です。
トレーニングしてシャワーを浴び、着替えて帰途に着いて、家に帰ってから食事の用意を始めて、そこから食べる・・・・
という感じでトレーニングからかなり時間が経ってしまう方はダイエット目的ならトレーニング後の食事の量は少し控える方がいいかもしれません。
この辺から先のさじ加減はその人のトレーニングの内容と帰宅に所用する時間、トレーニング前に何を摂取しているのか?によって様々になるところであります。
関連YouTube動画 運動を食事の「前」と「後」でやる違いについて!! 脂肪の燃焼編!! 何か違いはあるのか?
ダイエットの基本、食事の回数は?間食は?
また、未だにこのような質問を頂く事が多いです。
「ダイエットをしていますが、まず朝食を抜くようにしていますがいかがでしょうか?」という類の質問です。
どうしても時間が無い、食欲がわかないという理由と、1日の摂取カロリーを少なくしたいという理由からまず朝食を抜くという方は多いと思います。
ご存知の方も多いと思いますが、食事は基本3食とっていただいた方がダイエット的には適しています。
したがって朝食はとっていただいた方が良いです(^^)
何故朝食を食べた方が良いのかというと、睡眠中に体内の「血糖値」は、どんどん低くなります。
さらに朝食をとらないと、次の食事である昼食まで前夜の夕食から15時間位の間隔が空くと思います。
こうなると昼食時にかなりの低血糖状態になる事が予想されます。
食事を摂取すると血糖値というのは急激に上昇します。
血糖値が上昇するとインスリンというホルモンが分泌され糖を脂肪として吸収しようとするのです。
このインスリンは血糖値が急激に上がれば上がるほど分泌されやすくなります。
なので血糖値は緩やかに上がる方が脂肪はつきずらくなるのですが、朝食を抜いてしまうとこの緩やかな血糖値の上昇は期待できなくなってしまうんです。
分食や間食について
血糖値を急に上げないためには分食、いわゆる食事を小分けにして食べる事がダイエットでは推奨されます。
では、間食はどうか?ですが・・・・・
仮にですが、3食の食事で1日に必要な摂取カロリーを取れているのなら、その「間食分」はいわば余剰カロリーとして脂肪になる計算になります。
分食もそうですが、これらの手法は血糖値の上昇的には優れているのですが、トータルの摂取カロリーがどうしても高くなる傾向にあるのが分食の欠点です。
間食や分食をするときは、1日の総摂取カロリーの目標を超えないようにする事が最も大事で、それができないとかえって太ってしまうという事につながります。
午後3時に小腹が空くという方は、お昼のお弁当を分けて食べるようにすると、トータルのカロリーは同じでいけるようになります。
また、もし朝食を抜いた場合、その後に食べる欠食明けの昼食の取り方はとても大事です。
野菜が多めのメニューを選び、その野菜から食べていくようにして血糖値の急上昇を抑えるようにしましょう(^^)
ただしダイエット中の野菜に関しては、かぼちゃ、レンコンなどの根野菜は糖質が多いのが欠点です。
小松菜や、ほうれん草のような葉野菜がお勧めです!
また代謝を上げたい!という場合は、温かい食べ物をチョイスして食べて身体を温めるのも良い方法です!
したがって野菜も温野菜で頂くことをお勧めいたします!
今日はダイエット時の食事の取り方の基本でした(^^)
よろしければご参考にしてください(^^)
ではでは!