「ベアフットランニング」の「固有感覚」について
人の足の裏って、けっこう不思議なんですよね(^^)
まず、足の裏をくすぐられると・・・・くすぐったいですよね(^^)
僕も自分の子供の足の裏を「コチョコチョコチょ」と言いながらくすぐった事はあります。
では、足の裏はそんなに敏感なのか?
確かに脇の下と同様にくすぐるとくすぐったく、他の場所、例えばおへそや腰のあたりを同じようにくすぐってもそんなにくすぐったくはありません。
しかし、そんな敏感そうな足の裏も実は、ある感覚に関しては、かなり鈍感なんです。
それは・・・痛覚です。
もともと足の裏というのは素足でいろいろなところを歩行できるようタフに出来ています。
特に「摩擦」に対しての痛覚の抵抗性はとても高く、痛いと感じる閾値、(痛覚閾値)は、大腿部と比べると600%も大きいそうです。
そんな痛覚閾値がものすごく高い場所なのに、実はとっても敏感という、なんだかよく分からない、一見相い入れなさそうな両方の側面を足の裏は兼ね添えています。
この敏感な方の要素を「感覚のフィードバック」と言います。
ベアフットランニングは、この足の裏からの感覚のフィードバック能力を高める効果があるのです。
足裏からの感覚のフィードバックは、着地の衝撃に対してそれを吸収し、その伝達を減少させる足の内在筋の筋収縮を活性化させます。
鍛錬された足裏は、広い面積にわたって筋肉が衝撃の圧を分散させ、障害を機能的に防いでくれるのです。
ベアフットランニングとは、シューズが守ってくれるサポート面をあえてなくすことにより、足の筋肉による内部サポート能力を高める働きがあると言えます。
ただし、もちろんいいことばかりではありません。
シュースによる保護がない分、危険な足場や、極端な天候の変化、感染因子から足を守るという点でリスクは高いと言えます。
また、シユーズによる動作制御、安定、衝撃吸収、衝撃分散、グリップの働きが弱いことなどにより生じるデメリットは、ちゃんと頭に入れておかなくてはならなりません。
特に、衝撃吸収に関してはちゃんとした理解が必要です。
シューズによる保護がない分、着地には意識を払う必要があります。
これはベアフット特有の、足の中足から前部での着地による、足首を使った衝撃吸収が大事です。
その着地の継続によって足裏の感覚の向上や、足裏の筋力の向上を安全に図っていくことが可能になります。
この感覚向上を安全に進めるには段階が必要です。
- まずは安全な柔らかい芝生のような場所で、できるだけ「素足で歩く」ことから始めていきます。
- 次にやはり柔らかい、安全な芝生のような場所で「走る」ことに慣れます。
- 最後に「固い足場」(でも安全は確保されている)で走ることにステップアップします。
ランニングスピードを上げて走っても耐えられるようになるまで、足底の皮膚が適応するには、ベアフットランニングを毎日30分実施して3〜4週間かかると言われています。
ぜひ安全にステップアップして、足裏の固有感覚の向上と、足裏の筋力向上を目指してください(^^)
色々と書きましたが、よろしければご参考に(^^)
ではでは(^^)
