「外からの見た目」と「感覚」の違いについて
皆さんこんにちは
パーソナルトレーナーの野上です
今日は「外からの見た目」と「感覚」の違いについてと言うテーマでお届けしたいと思います。
スポーツのプレーヤーであれば多少なりとも誰にでもあることがあります。
それはどんなに理論で武装して、その通りに動いているつもりでも・・・
「外からの見た目」と自分の「感覚」に違いがあることです。
「外からの見た目」と自分の「感覚」に違い
例えば普段の自分のブレーを友達にビデオで撮ってもらうとします。
すると、いろいろな発見があると思いますが、まず大抵の方がびっくりするのは「俺ってこんなフォームでプレーしているんだ」と言うことです。
それくらい「自分の感覚」と「実際のブレースタイル」には違いがあることが多いです。
このことは二つの側面から見ることが必要です。
一つはまず「ミスの修正」と言う点です。
自分では「自分の理想のフォームでブレーしているつもり」でも、明らかにフォームにミスがあり自分の感覚だけでプレーしているときはそれに気がつかない・・・
非常によくあることだと思います(^^;
こう言う場合当然ビデオを見返して、それを参考に自分で改善しプレーを修正していくと思います。
ここで肝心なのは「そこで再びビデオを撮って」自分の修正していることが実際のプレーにちゃんと反映されていくのか?
ここをチェックすることがとても大切です。
ここでビデオを再び撮らないと、やはり自分の中のイメージと実際のプレーがどんどんずれていくことが多いです(^^;
これを何回も繰り返すことは、ただ闇雲に反復練習を繰り返すより遥かに上達が早いのです。
今は手持ちの携帯電話で簡単にビデオを撮ることができます。
機種によってはスーパースロー撮影ができる機種も一般に普及してきたと言ってよいでしょう。
それらの機能をできるだけふんだんに使って、自分のブレーを見返すことは非常に大切なことです。
室伏選手の名台詞
・・・・次に・・・・
もう一つのポイントです。
ハンマー投げの室伏選手の名台詞があります。

これはある意味とても深い言葉だと個人的には感じています。
それは何かというと、世界のトッププレーヤーである室伏選手は、いろいろな選手からマークされており、そのフォームに関しても各国で研究&参考にされまくっていたそうです。
そのことについてどう思うのか?とインタビューされた時の台詞ですが・・・
「僕の動きを外からいくら盗もうとしても、僕の動きは「内」から見て動作をしているので僕の動きを盗むのはなかなか難しいですよ」
と答えたそうです。
んー・・・・深い!!
これは、どういうことを指しているのか?ですが・・・
室伏選手は80mの手前で記録が伸びなくなり、スランプに陥ったことがあるそうです。
そこでやったことは、なんと今まで散々繰り返し見てきた「ビデオでの自分のフォームの研究」をすっぱりとやめたそうです。
外から見える「形」を追うのではなく「自らの感覚」を重視して動きを追求していき、スランプを打ち破ったそうです。
例えばですが、砲丸投げの時のステップは身体を後ろに向かせて「右」「右」とステッブしていきます。
そして最後「左」にステップした時にターンして砲丸を投げます。
この「右」「右」「左」は外から見れば間違いなくこの順でステップしているのですが・・・
自分の頭の中では「右」「左」「左」とステップしている「感じ」でステップをしていくと、最後の「右」「左」のステップの重心移動の速度が上がる・・・・
そんな感じだと思っていただければいいと思います。
これは、もうめちゃくちゃ高度な領域の話になりますが「外から見た形」だけ整えても、それ以上のプレースピードを求める場合はあえて「外から見える形」とは違う「自分だけの感覚」が大切になることがあるのです。
自分のブレースピードを上げるのにビデオを利用することはとても大切です。
事実、室伏選手も途中まではこの段階を経ています。
しかし、スポーツというのはそれでけにとどまらず「自分の感覚が大切」になることも往々にしてよくあります。
ぜひこの両者をうまく使い分けて、高度なブレーを効率よく行えるようにしていきましょう(^^)
よろしければご参考に(^^)
ではでは!
