皆さんこんにちは
パーソナルトレーナーの野上です
今回はいろいろ寄り道する「C繊維」が伝える痛みの元・・・・
つまり歪みによって筋肉が固まると「なんで痛くなるの?」というところについて書こうと思います(^^)
身体がゆがんでいると「特定のある場所の筋肉に負荷がかかり続けている」状態になります。
そして「ちょっと筋肉痛いかも」・・・という痛みを伝える神経を「C繊維」と言います。
この「C繊維」の特徴は、痛みの伝達スピードがまるで鈍行電車のように遅い事にあります。
また画鋲を踏んだ時のような痛みをすぐに伝達する神経は「身体の表面」に主に走っています。
(なので、画鋲を踏んだり熱湯がかかったりするとすぐに脳に伝わる)
それに対し、この「C繊維」は、筋肉の「中」の方に主に走っているんです。
今日はここが問題です。
多くの肩こりや腰痛の原因
多くの肩こりや腰痛の原因は「筋肉が硬直」することで起こります。
筋肉の構造は、筋繊維の最小単位は「フィラメント」と言います。
この構造は刀と鞘(さや)の関係によく似ています。
刀を抜き差しすると刀と鞘全体の長さが、長くなったり短くなったりします。
これが何百万本も集まって筋肉自体が伸びたり縮んだりしていると思ってください。
しかし「筋肉の硬直」とは、様々な原因で刀が鞘に収まったまま固まってしまう状態のことを言います。
主な原因は、
- 刀と鞘の間をスライドするために必要なエネルギーが不足してしまう
- 刀と鞘の間をスムーズに潤滑させるための潤滑剤が不足する。
の2点です。
このエネルギー不足はなんで起こるのか?なんですが・・
大きな原因の一つに「血液の循環が悪くなる」事が挙げられます。
エネルギーを運んでくれるのは基本「血液」です。
その運び手である血液の循環が悪くなると当然末端でのエネルギー不足を生じやすくなります。
ちなみに「潤滑剤」とは「カルシウム」だったりします。
では、なんで血液の循環が悪くなるのか?というと、長時間同じ体勢をとり続け、筋肉に力が入ったままになり血管が押され続けてしまうからです。
こうなると血流が悪くなります。
あれ?筋肉が固まると血流が悪くなるのはわかるけど、血流が悪くなると筋肉が固まるんだよね?と思われた方は、感が鋭いです(^^)
そう、これ相乗効果でどんどん悪くなっていくんです。
- 筋肉が固まる→血流が悪くなる→エネルギー不足→さらに筋肉が固まる
という、悪循環を繰り返していきます。
こうなると今度は、本来なら血液に乗って排出される代謝物が溜まってしまうようになります。
そしてこの状態によって起こる刺激を、筋肉にあるセンサーが探知します。
その信号を「筋肉の中に走っている」「C繊維」が伝達するんです!
・・・・・あちこち寄り道しながら(^^;
ちなみに、先ほどの筋肉が固まる原因の一つにカルシウムを不足ということを言いましたが、その原因の一つに「カフェイン」があったりします。
長時間のデスクワークで筋肉を固まらせ、さらに血流を悪くさせ、コーヒーをバンバン飲んでカルシウムを消費させてしまうと・・・・・
んー、ちょっと想像つきますね。
長時間デスクワークする方に、筋肉性の腰痛が多い理由がなんとなくわかる気がします(^^;
ちなみに、今日ご紹介したメカニズムは、比較的短期的に発症する腰痛のメカニズムです。
それに対して、半年・1年と続く「慢性痛」は、また別のメカニズムになります。
次のページではこの慢性痛のメカニズムをご紹介いたします。
